Sunday, September 13, 2015

高麗川から海へ その61

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 風が川筋を通り抜ける。眼前に広がる水面にさざ波が立つ。陽光が反射する。光りの粒子が瞬間の強い輝きを放ち、すぐさま消滅する。無数の生滅する光りの粒子が、視界一面に広がる。固定されていた空間認識がずれて、次元の異なる空間にいっとき溶け込む。どちらの空間認識が正しいのか、答は意味をなさない。

 白煙をあげて唸るエンジンポンプで川の水を汲み上げ、 増水して河川敷のゴルフ場に積もった土を、再び川に流しこんでいる。土はやがて東京湾に流れ込み、海底に沈んだ旧東京川を流れ、やがて日本海溝に流れ着き堆積する。旅はそこで終わらずに、マグマに引き込まれ、循環したのち火口から真っ赤に燃えて吹き出して、また大地へと戻ってくるのだ。

 岸辺に生える柳の木陰で、我、宇宙と惑星を思う。

おおよその積算距離[Km]: 42

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