Thursday, January 28, 2016

狼の存在感

 イエローストーン国立公園に再導入されたオオカミについての記事が、ここに書かれている。以下の下りは経験的に納得。カナダでも川岸に狼をみるのだが、北海道のベカンベウシ湿原には野犬の群れがいる。カヌーを降りて一人昼食をとる俺を、七匹の群れが崖の上から見下ろし吠え続ける。数匹は崖を降りて俺を威嚇する。俺も負けずに吠え返す。緊迫した空気。彼らの存存感は、その場を離れた後も広大な領域におよんでいた。鹿やその他の動物達は、人間の俺よりも、さらに遥か遠方からその存在を嗅ぎ取っている。
 『そんな状況の中でオオカミが復活したことで、生態系のみならず自然環境にも驚くべき変化をもたらしました。オオカミは生きるために鹿を狩りますが、オオカミがたくさんの鹿を殺したというわけではありません。オオカミの存在自体が鹿の行動に影響し、オオカミに追い詰められやすい場所を避けるようになります。つまり、オオカミを避けるために鹿が移動したため、緑が復活することになったのです 』

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