2017/12/30

日記

一度も顔を見ぬ方から、こんな言葉と共に支援金を頂いた。

「日記が面白く、一気に読ませていただきました。非常に感動いたしましたので、是非ともささやかではありますが支援させていただきたく思います。」

どんなにくたばっていても、意地で毎日衛星使ってアップしていた進捗報告。こんな俺が書いたものでも、少しは価値があったようだ。

たった一人でもいい。その人の心に響いたのであれば、這いつくばってでもやる価値があるはずだ。

https://www.ja.leoyamada.com/diary-yukon

2017/12/26

イラストも

イラストも自分で書きます!
クラウドファンディングで使うTシャツやマグカップ用に。

I also draw an illustration myself!
To use it to crowdfunding to make a T-shirt, mug and etc.

2017/12/25

ピトレ弦楽奏団

偉大なる音楽家は進む。
第一楽章に全力を傾け弾き終える。束の間の余韻を楽しんだかと思うとすぐさま、テーマの異なる第二楽章へ。
次のステージへ、そしてまた次のステージへ。

ピトレ弦楽奏団

Great musician is walking.
They concentrate on playing the first movement and finish. After enjoying a fleeting moment of a resonance, immediately they start to play the second movement.
Advance to the next stage. And then, to the next stage.

Pitre Strings


2017/12/21

玄米と納豆

玄米と納豆を頂きます!
俺の体は8割が玄米と納豆で出来ているかも。体に必要なタンパク質、ビタミン、食物繊維は全て含まれているはず。もう一年近くになるぜ。

Thanks for giving brown rice and Natto!
It should have everything a body needs as protein, vitamin and dietary fiber. I am eating them for already about a year and 80 percent of my body might consist of then.


2017/12/19

GHUnders

親友のマリオはアメリカでアウトドア用アンダーウェアを作っている。GHUnders http://ghunders.com/だ。彼の家に長期滞在していたときにふと出た僕のアイデアを、試作品として作ってくれた。見た瞬間マリオの思いが伝わってきて、ワォ、って活力がみなぎってきたよ!

Best friend Mario are producing outdoor & sports under wears in U.S. It is GHUnders http://ghunders.com/. He has made an idea, which I got during a long-stay in his house, to a prototype for me. When I saw it, "Wow", and I got a great energy with his heart!


2017/12/18

Protect Earth-Life

I added a title “Protect Earth-Life” into the WEB cover picture. Right from the start, it has been the main theme, and now I put it to a more front. My ambitious aim is to protect the Earth.

Supposedly, in 20 or 30 years, God will give a sigh with an amazed look on his face. “Finally, human kind kills all…” It is objectively doubtful that human as carbon-based life can survive with only “dog, cat” and “cow, pig, chicken” and “potato, carrot”, after extermination of whole thick carpet of life which has fully covered the Earth once…

Having rough image, it might be impossible to sustain all species without at least 1/10 of earth’s land, where for just nature and human does not step into, isn’t it? Nevertheless, even such a tiny space, as long as there are international boundaries, it should be less of a reality. So, it means that, each and every person of the world has to be aware of the problem as one’s own, and moves politics.

The global warning is also on the same topic.

The situation of the moment is “Resist your temptation for your future! Otherwise you are going to die!” isn’t it? However, anybody and everybody are not good at those things on a human instinctive level.

So, how can we do? To shift the vision, from heavy topics and painful efforts, to light topics and pleasures, should be the solution. To have a feeling of closeness to the nature and care the nature, as if it is own garden or pets, should be the solution. To see and hear the story of the nature more casually and joyfully, should be the solution.

Therefore, doing adventures throw wildernesses, I tell people “hey, here is a joyful and exciting world!” Then I interweave a topic of nature conservation into it as 1/5 the amount. It is my strategy.

地球生命を守ろう

「地球生命を守ろう!」というタイトルをWEBのカバー画像に加えました。もともとそれが主たるテーマですが、もう少し前面へ。壮大な目標は地球を守ること。

「ああ、とうとう全部殺っちまったよ……」と神様があきれ顔でため息をつくのは、20年後か30年後か。かつて地球を覆いつくしていた生命の分厚い絨毯を全部駆除して、犬猫と牛豚ニワトリとジャガイモニンジンだけで、有機生命体である人間が生きられるのかどうか、客観的に見て、かなり怪しい……

ざっくりと想像するに、せめて地球上の1/10ほどの土地だけでも人間の入らない野生の地にしなければ、全ての生態系を保全できないのでは?と思うのだが。でもそれすら、国境があるかぎり現実味はなさそうだ。となると、人類の一人一人全員が自分の事として問題を意識して、政治をも動かしていくしかない。

温暖化も同じ話題。

「自分の将来のために、今は誘惑をこらえて!でないと死ぬよ!?」という状況、だよね?今は。でも人間は誰でも、本能的にそういうのが苦手!

じゃあ、重い話題とつらい努力を、軽い話題と楽しみに変えてしまえばよいのでは。もっと自然を身近に感じて、まるで自分の庭やペットのように世話をすればよいのでは。もっとカジュアルに楽しく自然を見たり聞いたりすればよいのでは。

原野を探検して、楽しくてワクワクする世界がほらここにあるよって伝えつつ、話の1/5ぐらいに自然保護を織り交ぜる。僕の狙いはそこなのです。

2017/12/16

恐れ

 来年の夏に挑もうとしているユーコン川の残り500キロ、グレイリングからベーリング海。大河の荒れ狂う波、そしてベーリング海からの過酷なストームを、どうやら心が恐れおののいている。無理もない。もとは平凡なる企業の一研究員。恐怖を乗り越えなければ。

 It is the last section 500 km from Grayling to Bearing See on the Yukon River which I intend to try in the next summer. I have found that my heart is being terrified of fearful big waves in a wide river and strong storms from the Bearing Sea. It is understandable since I used to work as just a researcher in the laboratory. I must conquer that fear.

2017/11/15

あたらしい野生の地 リワイルディング

友人の管啓次郎が、『あたらしい野生の地 リワイルディング』の上映会後、トークをします。
僕は行けないけれど、リワイルディングに賛成。1/3は原野に戻すべき。そのためには国境が邪魔だな。

2017/10/28

川のゴミ、日本はマナーが悪いよ

いつも応援してくれている高麗川かわガールと川清掃!
台風後ということもあって上流から流れ着いたゴミが岸に溜まっており、ゴミ袋二つ分ものゴミを拾ったが、実はこれでもまったく拾い切れておらず、全部拾ったらゴミ袋五十枚はいくか!?
日本はマナーが良い、清潔だというが、はっきり言おう、アメリカ・カナダの川ではゴミを見たことがない!日本は世界観が狭いよ!
もうすぐ地球環境を完全に壊して生きる場所を失うけれど、そうならないようにまずは自分のゴミから!そして世界に目を!
Cleaning up the river with KOMA River girls who are supporting me. Since a Typhoon brought those from the upstream, we picked up a lot of garbage in two plastic bags. But if we can picked up all, we need may be fifty bags!
We will completely destroy the Earth’s environment and loose the place to live, soon. But if we don’t want that, at first, let’s take care your garbage and look over the world!


2017/10/04

高麗川の河原でパソコン作業

 高麗川の河原でパソコン作業。カワセミが青い閃光となって、右から左へと水面ギリギリを飛び抜ける。
 次のプロジェクトに向け動き始めています。

Typing a PC on a bank of the Koma River. A king fisher flied-by me as a blue flashlight.
I am preparing the next project.



2017/09/19

Instagram

「インスタグラムをすればいいのに」とだいぶ前から何人もが僕に言っていたのだが、一人であれもこれもと手を付けられずに放っていた。だけどようやく12ポストしたので見てね!

Although many suggested me to do Instagram, but I had no time. Now, I have posted 12 and am glad if you see it!

https://www.instagram.com/p/BZM_uBGhZAW/?taken-by=leo.yamada

2017/09/17

飯島奏人作曲、ピトレ弦楽奏団演奏、パッション

 飯島奏人作曲、ピトレ弦楽奏団演奏のパッションは、僕がアラスカでカヤックを漕ぎ、北緯66度33分を超えて北極圏に入ったまさにその時に、原野の中で聴き酔いしれた曲です。帰国後に動画を纏めてBlu-ray・DVDにしたのですが、惚れ込んだその曲を使わせてくれと頼み込み、作った映像の冒頭が https://youtu.be/pjF0z8snuUA になります。Passion, which has composed by Kanato Iizima and is played by Pitre Strings, is that I heard in the Arctic Circle, was intoxicated with, and made a Blu-ray and a DVD with.
 そのピトレ弦楽奏団がフライヤーに僕の紹介記事を載せてくれて、また演奏中にも僕の紹介とインタビューをしてくれました。
 ピトレ弦楽奏団は毎月成増のバー・ニャランゴで演奏していますが http://nyarango.com/calendar http://pitrestrings.com/ 、生の弦楽四重奏を間近で聴けるという、この上なく贅沢で貴重な時間が堪能できます。僕が自身をもってお勧めするので、ぜひ足を運んでみてください。
 ピトレ弦楽奏団のパッションが入ったCDは https://goo.gl/HnBjLs で購入できます。こちらもお勧めです。
 また僕のBlu-ray・DVDは https://goo.gl/Zcr2Sk またはバー・ニャランゴで。こちらは、僕だけしか撮影できないカヤックからとらえたアラスカの原野という映像美が観られますが、またドキュメンタリー映像としてのプロフェッショナルな完成を目指すほどに機材・人材が増えて冒険が偽物へと近づくという、本末転倒となるバランスの問題が含まれるので、リアルな映像そして活動支援グッズとして、ぜひ楽しいんでください。




2017/09/11

写真展を無事終えました

 写真展『ー地平線ー アラスカ単独カヤック2700キロ』を撤収し、会場となったハローハッピーに作品を寄贈。会場自体が作品であり、そこと一つになった他では再現できない素晴らしい作品となったことにとても満足!
 思えば前回のはすとばらでの展示もやはり同じく会場自体が作品であり、他では再現できない素晴らしいものだった。
 僕が展示したのではなく、僕を取り囲む人々が、世界が僕を動かし展示させ、トウキョウの人々をアラスカの原野に繋いだ。

I closed the photography exhibition "-Horizon- Solo kayak 2700 km in Alaska" and donated the work. I have gotten satisfaction to connect the wilderness of Alaska and the people of Tokyo.


2017/09/07

Changing my name

Hi guys,
Since nobody could pronounce and memorize my name "Ryota" without lesson, I had been looking for the best way. Some times, I used "Leo" which has a relatively similar pronounce to "Ryota" as my first name, but some times, I used "Ryota". That made some mess. Hmm...
And now I got an idea to use my real first name "Ryota" will use as the middle name and "Leo" will use as the first name. It is not a so bad idea, isn't it? So, new one is "Leo Ryota Yamada".
To make simple everything, I also started to use a new email address leo@leoyamada.com instead of ryota@ryotayamada.com and a new web address www.leoyamada.com instead of www.ryotayamada.com. Of course old one will be active forever.

 リョータっていう名前、日本人以外だとほとんどの人が発音できないし覚えられないんだよね……日本人だとひじょーに呼びやすい名前なんだけど。だから必要に迫られて、たまに僕の名前はレオだと似た発音で答えていたのだけれど、徹底させてはいなかったから親しい友人にはリョウタと名乗っていて、軽い混乱が生じていた。
 そしてこれが長年の問題のファイナルアンサーになってくれるのか、本当の名前のリョウタをミドルネームにしちゃって、レオをファーストネームにすることにした。だからLeo Ryota Yamada。もちろんあくまでも国外だけでの話で、日本で名前変更を申請するなんてことはしないけどね。
 でもネット環境だけは世界共通だから、物事をシンプルにするために、メールアドレスはryota@ryotayamada.comからleo@leoyamada.comに変える。ウェッブもwww.ryotayamada.comからwww.leoyamada.comへ。もちろん古いやつもこの先ずっと生かしとくけど。
 まさかミドルネームなんて間違っても名乗るなんて思わなかったヨ。

2017/09/06

A new Blu-ray video and a photography book

写真展『ー地平線ー アラスカ単独カヤック2700キロ』に合わせて作った写真集とDVD。そのDVDをBlu-ray化してみた。やはり映像は圧倒的に緻密で、原野の雰囲気をより再現できている。写真集と共に https://www.ja.ryotayamada.com/work で購入できるようにもした。生データの一部は4Kで撮影されているので、より原野の世界に入れるようにいずれ4K Blu-ray化してみたい。合わせて記録映像からストーリー性を持った映像へと進化させていきたいが、それは撮影の機材・時間・人材を増やすということであって、冒険はフェイクへと近づいてしまいジレンマと背中合わせだ。動画と写真とのバランスをほどよくこなしていきたい。

I made a Blu-ray Disc which I have made as DVD for the Photo Exhibition "Horizon -Solo Kayak 2700 km in Alaska", Unfortunately I haven't made a web site to sell it in countries other than Japan yet, but it can see on a video streaming in amazon https://www.en.ryotayamada.com/work .



2017/09/01

期間延長! 写真展『ー地平線ー アラスカ単独カヤック2700キロ』

1週間延長します!
写真展『ー地平線ー アラスカ単独カヤック2700キロ』
Extending “-Horizon- Solo kayak 2700 km in Alaska” in Tokyo.
期間: 8/16(水)〜9/10(日)
時間: 15:00〜21:00
場所: 成増、地下鉄成増から徒歩8分。 https://goo.gl/u9k1a6
 カナダからアラスカへと国境を越えて流れるユーコン川を、単独で2700キロ、3ヶ月かけてカヤックで下った時に撮影した地平線の写真を並べて、ユーコン・フラットの空と水と地平線しかない世界を再現しています。
 開催場所はハローハッピー。僕が旅の終わりにその足で寄るハローハッピーは、命宿る古き品々が自然と集まる不思議なお店。その空間と一つになって、新たな作品が生まれました。焼き鳥とお酒も楽しめます。僕のお薦めは、絶妙なレバーの焼き鳥、東京で100年継がれた糠漬け、そして真似のできないコーヒーです。またお店には古い宝物が沢山転がっています。


2017/08/27

ゆりの木夏祭り

テーマ曲を提供してくれた池田開渡 http://pitrestrings.com/ と、レッド・ポイント・ブルース・バンドのマッキーの粋な計らいで、彼らが出演するゆりの木夏祭りの本部席でDVDを売ってます!8/26と27の二日間。
特に楽しみなのは、今夜27日にその池田開渡が率いる総勢100人を超え交響曲第九番を演奏するフルオーケストラと合唱団!
祭りの詳細は https://ameblo.jp/bar-nyarango/entry-12299281170.html


2017/08/17

写真展『―地平線―』を、ハローハッピーで開催します


 僕の写真展、『ー地平線ー』を、ハローハッピーで開催しています。
 I have had a photo exhibition “Horizon” at Hallo Happy in Tokyo.
 カナダからアラスカへと国境を越えて流れるユーコン川を、単独で2700キロ、3ヶ月かけて下った時に撮影した地平線の写真を並べ、ユーコン・フラットの空と水と地平線しかない世界を再現しています。
 僕が旅の終わりにその足で寄るハローハッピーは、命宿る古き品々が自然と集まる不思議な店。その空間と一つになって、新たな作品が生まれました。
 お店には宝物が転がっています。焼き鳥とお酒も楽しめます。僕のお薦めは、絶妙なレバーの焼き鳥、東京で100年継がれた糠漬け、そして真似のできないコーヒーです。

期間: 8/16〜9/3 ※8/27は休み
時間: 15:00〜21:00
場所: 成増、地下鉄成増から徒歩8分。 https://goo.gl/u9k1a6

 以下、コンセプトです。
 The following is a concept.

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―地平線―
アラスカ単独カヤック2700キロ
原野から見る地球と人類

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 そこは円だけしかない世界。
 川幅は無限の長さとなり、無限個の島で埋め尽くされている。川の流れが島を縫って網の目状に交錯し、どれが本流でありどれが支流であるのか、見分けがつかない。
 地平の果てまで、山や丘どころか、わずかな起伏すらない。川が運んだシルトの堆積した、真っ平な大地が広がっているだけだ。大地は樹木の薄い層で覆われ、緑色の地平線となる。世界には、天球の上半分を占める空と、天球の下半分を占める水と、地平線しかない。
 私を取り囲む地平線は、水平に円を描く。円だけの世界で、僕はカヤックにのり宙に浮く。
 漕げども漕げども12日間、円だけの世界が続く。
 陽光が空から降り注ぎ、川面のさざ波できらきらと眩く反射する。全ての空間が光で埋め尽くされた。もうなにがなんだか分からなる。もはや自分が空間のどこにいて、どのような速度で移動しているのか、分からない。空間を失うと、時間も失った。沈むことのない太陽とあいまって、時間を問うことは意味を失い、そして時の進む早さも意味を失った。空間も時間も、相対的な基準を失ったのだ。
 ただ光満ちあふれる、時空なき空間に、僕が浮いている。

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 原野から地球と人類を眺めてみる。
 空と水と地平線しかない世界。空間を計る物差しを失い、空間の概念は意味を失う。果たして私の存在は星のように大きいのか、それとも原子のように小さいのか。
 沈まぬ白夜の太陽、そして移り変わらぬ空と水と地平線だけの世界。時間を計る物差しを失い、時間の概念は意味を失う。命は永遠へと伸びてゆく。
 原野に私が独りだけ。私を計る物差しを失い、私の概念は意味を失う。残るのは、地球の上に存在するという、淡い喜び。
 原野から眺める壮大な地球。原野から眺める、私、そして人類。
 祖国を出て、祖国を知る。同様に、人間社会を出て原野に入り、人間社会を知る。
 概念という名の蟻塚で共生する人間。蟻塚は人間社会。多数の生命が集まって一つの生命体を成す群体生物。
 戦争もやむなしと貴方の中で判断しているのは、果たして貴方なのだろうか。群体生物の意識ではないのか。そう気づけば蟻塚同士の崩しあいが馬鹿らしく思えてくる。そして誰をも愛おしく感じてくる。

 Change the way you see the world. See from the Wilderness.
 Human cohabit in ant-hills named concept. The ant-hill is a human society. It is one colonial animal, comprising associations of individual organisms.
 Think about who decide in your mind that there is a no alternative but to start a war. Is it you? It may be a consciousness of the colonial animal. With this awareness, you will feel that a war between ant-hills is so stupid. Moreover, you will feel that everyone are so adorable.

2017/08/08

最終日の講演 『―地平線―アラスカ・カヤック展』 

 二週間開催した『―地平線―アラスカ・カヤック展』を、最終日となる講演で締めくくりました。こちらも満席となりました。とても楽しい時間を過ごすことができました。来て頂いた方々、どうもありがとうございました!
 空と水と地平線しかないアラスカの原野で体験する素晴らしい世界、そこから垣間見えてくる人間社会、そして掛け替えのない手付かずである自然の必要性が伝えられたようで、とても嬉しかったです。
 次の目標は、ユーコン川の残り区間となる、アラスカ・グレイレング村からベーリング海まで、単独カヤック500 km、2018年です。源流から河口までの3,200 kmを一本の線で繋げます。
 講演、展示、スポンサーシップのご依頼がありましたらryota@ryotayamada.comまでお願いします。

   I ended “-Horizon- Alaska Kayak Exhibition” with the last day’s talk show. I am so glad that I could introduce a spectacular world of the wilderness in Alaska where only sky, water and horizon are exist, a human society which we glimpse from there, and an importance of irreplaceable untouched-wilderness.
   Next aim is the remaining section of the Yukon River, solo kayak 500 km from Grayling village, Alaska to Bering Sea, 2018. I will make a line from the source lake to the mouth.
   About a lecturer, a photo exhibition and a sponsorship request, please email to ryota@ryotayamada.com .



2017/08/05

国際カンファレンス・ImaginAsia 2017にて講演

明治大学の管啓次郎教授が主催する国際カンファレンス・ImaginAsia 2017にて講演させていただきました。台湾の国立政治大学、タイのチュラロンコン大学、シンガポールの南洋美術大学、そして明治大学という多彩な参加者、そしてエネルギーに満ち溢れた場で話すことができて、とても楽しい時間を過ごしました。初の英語スピーチ。内容はいま展示中 http://blog.ryotayamada.com/2017/07/blog-post.html でもある、アラスカ・カナダに広がる原野での単独川下りです。

I had a lecture in an international conference, ImaginAsia 2017, organized by Keijiro Suga, professor at Maiji University. Being full of energy with participants from National Chengchi University in Taiwan, Chulalongkorn University in Thailand, Nanyang Academy of Fine Arts in Singapore and Meiji University in Japan, I had a pleasant time. It was the first time I have spoken in English. The topic was “Paddling down the wilderness through Alaska and Canada”, which is now being on exhibision http://blog.ryotayamada.com/2017/07/blog-post.html .



2017/07/31

ー地平線ーアラスカ・カヤック展

展示期間中1回目の講演、とても楽しく話をしました!満席となりました。来て頂いた方々、ありがとうございます!

今回は、地平線しか見えぬアラスカの原野という、人間の生活圏とはかけ離れた特異な場所で体験する、より深い世界を、話の後半に織り込みました。誰もが興味を持ち質問してくれることですが、また抽象的な表現を使わざるを得ない、伝えるに難しい部分でもあります。

壮大な大自然の美だけではない、そこから垣間見えてくる人間性を、言葉を拾うように話しました。トーク終了後、そこが話の核心となり弾き付けられたという感想をもらえ、伝えられたことが嬉しかったですね。

2回目の講演が8/6(日)にあります。まだ若干名余裕があります。また展示会『ー地平線ーアラスカ・カヤック展』は、8/6(日)まで。詳細は http://blog.ryotayamada.com/2017/07/blog-post.html で。

I had a first stage of the talk-shows during "Alaska Kayak Exhibition" in Tokyo. Being fully attended. That was wonderful night, and I very enjoyed it.


2017/07/29

ー地平線ーアラスカ・カヤック展

空と水と地平線しかない壮大な空間がある。僕が写真を通して伝えたいことだ。

だけど伝え切れていないことがあった。あなたがそこで独り過ごす時、人間社会から刷り込まれた概念が意味を失う。そして世界と、人間という生命が、より豊かに、より輝いて見えるだろうことを。

作品に完成はないのだろう。展示期間中なのだが、それを表現するために渋谷のスクランブル交差点を撮影し、地平線の中に一枚だけ滑り込ませた。

「ー地平線ーアラスカ・カヤック展」は来週末まで、渋谷で入場無料。詳細は http://blog.ryotayamada.com/2017/07/blog-post.html で。

What I want to say through pictures is, not only there is a magnificent world in Alaska where you see only water, sky and horizon, but also you are going to discover human more deeply in there duo to losing your concept imprinting by human society.

To express it, I put a picture of a diagonal crossing in Tokyo between horizons, although the exhibition has already started.


2017/07/26

ー地平線ーアラスカ・カヤック展

「ー地平線ーアラスカ・カヤック展」の設営完了。

ちょっと自信作!写真展としては独創的。インスタレーションとしてはバランス良く仕上がった。

今日から来週末まで、渋谷で入場無料。ダイニングバーでの展示となるので、少々観ずらい状況もあるかとは思いますが、ぜひ。詳細は http://blog.ryotayamada.com/2017/07/blog-post.html で。

一番の見どころは「地平線」。部屋全体で表現しています。

多摩美術大学の2人も手伝ってくれて、総勢5人で作業。

Setting up my photo exhibition of a Alaska Canada Kayaking. Theme is Horizon. It's a one of the my best.



2017/07/08

ー地平線ー アラスカ・カヤック展

渋谷のダイニングバー「はすとばら」にて、芸術家・加茂 茜 (Akane Kamo)プロデュースによる、『ー地平線ー アラスカ・カヤック展』を開催します。ユーコン川2,700キロ単独カヤックで三ヵ月にわたり撮影した写真(地平線の写真を横一列に並べ部屋を取り囲むことで、地平線と空と水しかないユーコン・フラットの、時間と空間が失われた世界を表現します)、カヤックから撮影された映像、使用した道具類、日記を展示します。

展示期間は7/26(水)〜7/29(土)、8/1(火)〜8/5(土)の2週間です。入場無料です。詳細は https://goo.gl/mu3f9S にてご確認して下さい。

またその一環として、7/30(日)と8/6(日)に、僕が映像や写真を交えながら、壮大なる北限の原野、先住民との交流、ハプニングなど、遠征中の出来事を語るトーク・ショーを開催します。こちらは要予約なので、お名前と参加日をご記入の上、 event_holizon@ryotayamada.com までご連絡ください。食事+ワンドリンクで3,500円となります。詳細は、7/30(日) https://goo.gl/M7sseY 、8/6(日) https://goo.gl/m1bnFj にてご確認ください。

I will have a Alaska Kayak Exhibision in Tokyo Japan for two weeks and have talk-shows twice during it, in a dining bar. I will display picutrers (intending to express the world where loses time and space, I experienced it in Yukon Flat where I could see the only skay, water and holizon for few weeks, by lining up pictures of horizon in a circle around a room), videos, gear and dialy which are taken during my Solo Kayak Adventure Yukon River 2,700 km.


2017/06/30

ユーコン川単独カヤック2,700キロの日記を一か所に纏め、写真を追加しました

ユーコン川2,700キロを単独カヤックで下ったときに毎日衛星通信経由でブログに投稿していた進捗報告を一か所に纏め、また当時衛星通信という制約から一日あたり画質の荒い一枚の写真しか投稿できませんでしたが、今回新たに多数の写真を高画質なまま追加しました。リアルタイムに進捗を読んでいた人も、あらためてユーコン川の壮大なる風景を写真から楽しめます。下のリンクから見てください。
http://blog.ryotayamada.com/2017/06/2700-km.html

I have collected all real-time reports posted to my blog daily during my solo kayak adventure Yukon River 2,700 km, and added a lot of high resolution pictures to it, which I could not post to blog and Facebook on that days on the river due to a limitation of a satellite communication and only posted one low resolution picture per a day. Therefore also who already read my those progress reports can enjoy again with new wonderful pictures of Yukon River. Read it on the following link.
http://blog.ryotayamada.com/2017/06/yukon-rive-2700-km.html


2017/06/11

講演を終えました

講演を終えました。聞いてくださった方、関係者の方、ありがとうございました。

I gave a talk. Thanks to everyone.



2017/06/07

阿佐ヶ谷で講演します

 阿佐ヶ谷の餃子とビールのお店 Wash1n Tokyo にて、動画や写真を交えながら講演します。6/10(土)の19:00から。
 所沢ビール と「WASH1N TOKYO」のプレゼンツで、「東京ビアウィーク2017」のイベントとして。カナダ・アラスカでのカヤック話だけでなく、北海道の湿原で焚火とビールを楽しみながらのカヤック話もします。
 お店では所沢ビールの燻製ビールも堪能できます。
 場所は https://goo.gl/7WZPn9 にて。
 東京ビアウィークオフィシャルサイトは https://beerweek.jp/2017/event-1680.html 。

I am gonna have a talk show in Tokyo, about kayak adventures in North America and Hokkaido.


2017/06/02

多摩美術大学で講義

多摩美術大学で講義をしてきました。
アラスカ単独カヤック行を「道具のデザイン」や
「空間のデザイン」 や「知覚のデザイン」などとして纏め、Shuhei Takahashi先生のデザイン論の枠にて。
実に楽しかった。
講義、講演お受けします。

I became a lecturer in a design theory at Tama Art University, talking about my solo kayak adventure in Alaska, which was organized as a "design of wilderness".
I very enjoyed it.
I'd love to accept a offer of lecturer.




2017/05/27

川清掃

高麗川かわガールと定例の川清掃。熟して触れればポロリと落ちる、深紫の大きな桑の実が、野性味ある優しい甘さ。

Regular clean up river activity with Koma River girls.

2017/05/18

東京の運河でカヤックを漕ぎ、花見をしました。

東京の運河でカヌーを漕ぎ、花見をしてきました。両岸に並木となって咲き乱れる桜の枝は運河に大きく枝垂れ込んでいます。その枝を潜るようにしてカヤックを漕ぐ。水面には舞い散った桜の花びらが浮きます。壮観です!その素晴らしい景観を、東京の花見といえば何処に行っても人でごった返していますが、自分独りでゆっくりと楽しむことができるのです。今までの人生の中で一番素晴らしい花見となりました。

東京に住んでいる人にすらほとんど知られていないのですが、東京には迷路のように入り組んだ運河があるのです。江戸時代に海運のため開削されました。荒川と隅田川と東京湾に囲まれ、地盤沈下により東京湾の平均満潮面以下となっている、江東三角地帯にあります。

海の満潮時よりも地面が低いため、町が水没するのを避けるために運河は水門で仕切られ、水位が人為的に下げられています。しかしそれでは運河内に隅田川や荒川から船舶が侵入できないため、ミニ・パナマ運河と呼べる扇橋閘門と荒川ロックゲートがあります。この水門は三階建ての建物ほどもある大きな鉄の扉を二つ持ち、船を浮かべたまま扉と扉の間の水位を上げ下げします。船のエレベーターです。その扇閘門をカヌーで通過してきました。カヌーが一艇であってもタダで使用させてくれるのです。ど迫力のアトラクションです。

この時に撮影したショートフィルムがこちらから見られます。
アマゾン日本: www.amazon.co.jp/dp/B071YSD9WR/

2017/05/05

Kayak in a maze of canal in Tokyo

I kayaked in a maze of canal in Tokyo, a generally unknown world, and enjoyed a cherry-blossom viewing

There is a extremely beautiful tunnel of the cherry trees overhanging into the canal and blooming profusely. It has been the best exotic cherry-blossom viewing ever in my life. Additionally a mini-panama-canal was a big attraction.
Finally I paddled to a canal being located immediately below the Tokyo Skytree, and pulled up my kayak in there.

You can see the short film I shot in that trip.
Amazon US: www.amazon.com/dp/B0722Q5WWK/
Amazon UK: www.amazon.co.uk/dp/B071VDQRCZ/
Amazon Germany: www.amazon.de/dp/B071YTWLR8/


2017/04/12

映像

カナダ・ブリティッシュコロンビア州の氷河に囲まれた源流湖へと山田龍太は独り漕ぎ出し、2,700キロ3ヵ月にも及ぶ、カナダ・アラスカの果てなき原野を蛇行するユーコン川をカヤックで下る冒険が始まった。毎晩河原にテントを張り焚火を起こし、雨の日も風の日もほぼ毎日漕ぎ続け、時に真夜中に川へ出る。6月の空はほぼ白夜で、夕焼けが星空を見ることなく朝焼けへと繋がり、夜漕ぎ出せば一晩じゅう壮大な宇宙のショーを堪能できる。中流部には真っ平な大地に地平線だけが望む広大な原野が広がり、数週間ものあいだ独りポツンとカヤックを浮かべ、時間と空間が失われた別世界へと迷い込む。このDVDはその源流湖からアメリカ・アラスカ州・グレイリング村までの2,700キロの行程中に、カヤックに取り付けられたカメラがとらえたその美しき原野の映像を纏めたものである。




東京にはそこに住んでいる者にすらほぼ知られることのない、迷路のように入り組んだ運河がある。江戸時代に海運のため利用されていた。荒川と隅田川と東京湾に囲まれた、満潮水位より低い江東三角地帯にその一部がある。そこをカヌーで漕ぎ、花見をした。両岸に咲き乱れる桜並木の枝が、運河内へと大きく枝垂れ込み、水面には花びらが浮く。枝の下を潜ってカヤックを漕げば、何処までも続く桜のトンネルである。風が吹けば桜のトンネル内に花吹雪が舞う。ほとんど訪れる者がいない運河という花見スポットは、しかしどこよりも壮観で、また独りで独占状態なのである。

さらに扇橋閘門という、船のエレベーターとして機能するパナマ運河の小型版を、なんとカヌーで通過し楽しんだ。東京湾の満潮時よりも運河周囲の地面は低いため、町が水没するのを避けるために、運河は水門で仕切られ人為的に水位が下げられている。しかしそれでは隅田川や荒川から運河内に船舶が出入りできないため、扇橋閘門と荒川ロックゲートという二つの閘門が設置されている。この閘門は三階建ての建物ほどもある大きな鉄の扉を二つ持ち、その扉で仕切られた運河に船を浮かべたまま水位を上げ下げする。いわば船のエレベーターだ。満潮時には2.5メールほどにも水位が変化する。そしてカヌーが一艇であってもタダで使用させてくれるのである。ど迫力のアトラクションである。




カヤックとはどのように漕ぐのか、川を塞ぐ倒木をどのように乗り越えていくのか、北海道の原野の川を、何日もかけて一漕ぎ一漕ぎ進んでいく様子がよく伝わってきます。体験したことのない世界へようこそ。


また、次の作品はハイビジョン撮影されたものなので、同じ川の景観をより深く観ることができます。

2017/03/29

Films

I kayaked in a maze of canal in Tokyo, a generally unknown world, and enjoyed a cherry-blossom viewing

There is a extremely beautiful tunnel of the cherry trees overhanging into the canal and blooming profusely. It has been the best exotic cherry-blossom viewing ever in my life. Additionally a mini-panama-canal was a big attraction.
Finally I paddled to a canal being located immediately below the Tokyo Skytree, and pulled up my kayak in there.

  US   UK



A new video title, which was shot during a solo kayak adventure on the Yukon River for 2700 km for three months from the source lake, Bennett, Canada to Grayling, Alaska, U.S.A., has published in Amazon.

From the source lakes flowed out from glaciers, via the Yukon Flat where we can see only a horizon for few weeks, to the lower reaches of a stream with few miles width, you could enjoy the landscapes of the untouched river.

You could get a whole picture of the river with a shooting method by a camcorder fixed on the kayak while paddling turn 360 degrees, and you could get shooing locations by inserted moving maps between sections. At 28 min., there is a beaver shot from only 3 feet away, and at 32 min., there are moose.

 US  UK

Dieser Film ist während einer dreimonatigen Solo Kajak Abenteuerreise auf dem Yukon Fluss entstanden. Die Reise ging über 2700 km vom Quellsee Bennet in Kanada bis nach Grayling, Alaska, USA. Anhand einer fest auf dem Kajak angebrachten Videokamera waehrend das Kajak im Kreis gepaddelt wird, bekommt man einen vollständigen Überblick von der umgebenden Landschaft. Zusätzlich werden die einzelnen Drehorte mit Hilfe von Landkarten gezeigt.




Filming a lot of actions of struggle of my kayaking partner, you can see that what is kayaking, how to kayak over fallen trees obstructing a stream in the last wild river in Japan. It is a record of fighting for more than a week in Bekanbeushi River. Welcome to the your unknown world!

  US   UK  

Following is filming by a high vision camera. So, more fine scenery of the same river could be seen.

  US   UK