カブト虫を保護して6匹目。メスが5匹でオスが1匹。
マンションの蛍光灯を目指して飛んでくるのだが、ほっとけばカラスに食われてしまうのだ。
マンションの周囲をよく見れば、街灯が全てLED化されていて、虫が集まっていない。なるほど、余計にマンションは目立つのか。
ちょっと話はそれるのだが、なぜLEDに虫が集まらないのか、インターネットで検索してみた。なんと上位をしめるサイトの半分ぐらいが、間違った情報を書き込んでいた。「蛍光灯や白熱電球に含まれている紫外線は、波長が長くて虫に好まれる」と。紫外線は波長が短いのである。よそのサイトの文章を、表現は多少変えてはいるものの、あくまでコピー&ペーストしているだけなのだね。ここ数年そんなサイトが急増しているように感じているのは、僕だけであろうか。インターネットで調べた情報は、まず疑ってかからなくちゃならない。まあ世間の情報なんてそんなものだよ、と言えなくもないが、益々その比率が高くなっているし、そもそも名だたる企業がそのコピペサイトを(人類の知性向上のためではなく、お金儲けのために)運営しているのだから、ちょっと嫌になっちゃうもんね、わたし、というところじゃないか。
LEDの街灯は虫にとっては暗い。しかし人間にとっては明るい。
街の灯りが明る過ぎて星がほとんど見えないのは、人の体に悪い。ふと思い立ったのだが、今まで街灯に使われていた蛍光灯や水銀灯は、点けたり消したりすると寿命は縮むし電気代もかかるが、LEDはそうではない。だったら、人が近づいた時だけ点灯する街灯にすれば、良いのではないだろうか。それでも防犯にはなっているだろうし、省エネだし、星空も取り戻せるし!
東京で夜空を見上げよう。
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