京の都から上へと昇って日本海へと出れば、そこはリアス式海岸の美しい日本海の小浜湾。漁船を眺めながら珈琲をドリップ。
台風18号の影響で風が強いので船を係留するロープに緩みがないかチェックしに来ていた役場の職員が、こんちは、ちょっとごめんなさいねと挨拶してくる。明るい青空に流れる雲は早く、天候の移り変わりが生き物のようだ。
海水の上に突き出た板の上に座って珈琲を飲んでいるのだが、足元にはボラの幼魚が十匹ほど群れて、コンクリートの護岸についた苔をついばんでいる。一匹だけ縦じまの石鯛だかなんだかわからん幼魚も混じる。たまに三四十センチのボラの成魚が、幼いボラたちに無関心なそぶりで通り過ぎていく。
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