久しぶりにロッククライミングをした。高校生の時に北岳のバットレスを登ったことはあるのだが、あれが最初で最後の一回で、その後ながらくクライミングをする機会に恵まれなかったのである。なぜか。一人では出来ないのだよ。
ほとんど忘れていた。ザイルワークとか、うんぬんとか。なので一から学び直し。
そしてそして、ほぼ初心者状態に戻っているのに、裸足でクライミングに挑戦。大丈夫なのかよ、と自分でも思うのだが、パートナーがプロ中のプロなので、不安よりむしろワクワクする。
さてさて登ってみた。むむ、難しい!クライミングシューズのラバーを使って足裏全体でグリップを確保したり、隙間にシューズをねじ込んだりといった足の使い方が全く出来ない。皮膚一枚の繊細な足の指をわずかな窪みに引っ掛けて体重を支える、みたいなことしか出来ないのだ。こりゃ大変だと苦笑しながら登るのである。
なんで裸足なのかって?積極的に足指を使うことで、失っていた能力を取り戻すのである。動物本来の体を取り戻すというとこ。
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