2011/09/27

中秋の名月と富士の影, HDR



High Dynamic Range Imaging of Full Moon and Mt. Fuji.

ハイ・ダイナミック・レンジ合成、すなわち、暗い場所から明るい場所まで同時に写した(カメラより人間の目に近い、もしくはそれを超えた)写真。それによる、中秋の名月と富士の影。

2011/09/15

中秋の名月と富士の影


2011年9月12日、中秋の名月と富士の影。

人生二度目の富士登山をしてきた。高校生の時に自転車で登って以来である。人間の一生の時間など意に介さず、変わることなく孤高にそこに立ち続けていた。

写真家・冒険家の石川直樹さん、明大教授・詩人の菅啓次郎さん、芸術作家の豊島秀樹さん、編集者の内田真由美さんと、一泊二日で登頂。素晴らしい天気に恵まれ、二日ともに山頂付近は雲に覆われることなく快晴で、ほぼ風もなし。七合目で見た、雲の大地に落ちる巨大な富士の影と、宇宙空間のように透き通った大気を通して望む、影の山頂から登る鋭い中秋の名月が素晴らしかった!

それにしても、山頂付近では酸素が2/3程しかなくて登りの一歩一歩がとても重いのだが、石川隊長はトレーニングと称して急坂を短距離走のように一気に駆け登っていく!理解の範囲を超えちゃって、ああ、そうか、宇宙人だったんだ……と思えるほどで、これがエベレスト登頂の意味なのかと圧倒される。カッコイイデス……。