7/20に江東区の小名木川コースでガイドをした。ギラギラした太陽と酷暑の日だったが、水の上は一段二段と涼しかった。「都市と川」を考えるに良いワークショップともなった。
川はヒートアイランド現象の都市を冷やす。水は気化熱で周りの空気を冷やし、水はアスファルトよりも太陽光のエネルギーを吸収しにくく、水はアスファルトよりも比熱が高いため温度が上がりにくく、川は水と空気の流れで熱を都市から運び出し、川は風の通り道を作り、河原の植物と土の蒸発散は周囲の空気を冷やすからだ。
さらに川と湿地は二酸化炭素を吸収する。
江戸の時に比べると川には蓋がされ運河は埋められ、そう、庶民の心や体、街を潤した憩いの水辺が、今はとても少ない。東京は本来なら水の都なのだ。これからの都市計画を。
この小名木川コースは
https://jp.umiack.com/2024/05/tokyo-kayak-onagi-river