2011/11/12
フライパンでコーヒー豆の焙煎
フライパンでコーヒー豆の焙煎に挑戦してみる。
油をひかずに生豆を直接フライパンに入れ、豆が跳ねて飛び散るのを防ぐためにアルミホイルで蓋をする。ごく弱火にしたガスの上でシャカシャカと小刻みにフライパンを揺らしながら、じっくりと時間をかけて熱していく。はじめのうちは匂いも煙も音もしないが、だんだんとコーヒー屋のいい香り、ごく薄い紫がかった煙、そしてパチン、パチンとコーヒーの繊維が裂ける第一ハゼの音がする。ここらへんからフライパンをさらに炎から遠ざけるべきだったが、第一ハゼが終わらぬままにすぐ第二ハゼのチリチリという音が聞こえてしまった。第二ハゼの音が終了する前に火から外し、アルミホイルの蓋を外してみる。
しっとりと自分自身の油に濡れた色っぽい艶やかな豆へと姿を変えていた。急速に冷やすために陶器の器に豆を移し替えて、豆を振り上げながら空気と混ぜる。
さっそく豆をひいて飲んでみよう。うむ・・・まあまあだ、だが少々エグイ・・・、ゴマを炒る網で焙煎した方が、旨い。熱が強すぎたせいか、フライパンの限界か。次はもっとゆっくり焙煎してみよう。
ご注意だが、試してみるときはくれぐれも何かで蓋をするように。前回蓋なしで焙煎したときは、跳ねたアツアツの豆の破片が目に当たって、目のすぐ下を少し火傷してしまったのである…