2019/07/24
美味しい珈琲の飲み方
美味しい珈琲の飲み方。私なりの考え方をここに少々。
まず一番大きく味を左右するファクターが、何処で飲むか、だろう。大好きな場所で飲むのが一番。お気に入りの場所に、小さな旅の友として珈琲を連れて行くといい。私の場合、地球を感じとれる原野の中で飲むのが、最高だ。
そして二番目に味を左右するのが、豆の選択、だろう。焙煎という行為が、職人の繊細な心遣いなしでは成り立たないからだ。その一つに、豆の形や大きさが揃っていないと、豆によって焙煎の進み具合が異なってしまい、一部焦げたり一部生焼けだっりするのである。
そして三番目に、焙煎してからの日数と、自分で挽くかどうか、だろう。焙煎してのち、香りはどんどんと飛んでいく。だから早めに飲んでもらいたいし、お店に在庫はできない。さらに豆を挽いて(砕いて)表面積を増やせば、飛んでいく香りの量は飛躍的に増える。だか出来れば飲む直前に、自分でゴリゴリと挽くのから楽しんでもらいたい。
そして最後に、淹れ方や機材か。たしかにそれで味は変わる。のであるが、上にあげたものの方が、それよりも大きく味を左右するように思う。
すなわち、良い道具を揃えたり淹れ方にこだわるよりは、人の手により焙煎された豆を手に入れて、あとは安い道具でも適当な淹れ方でもよいから、もっと気軽に、好きな場所に出向いて珈琲を飲むのが、美味しい時間を一番楽しめる方法である、と思うのである。
ウミアック珈琲
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