2023/10/08

アイヌプリの原野へ

 良い本。

特に心に残ったのが次の一文で、アイヌ民族は「自然」にあたる言葉を持たないという。

『川と森に生かされ、代償を引き受ける暮らしの環があって成り立つ心からの信頼。信頼が厚いほど、タイガという自然と人の生活の境は薄くなり、自然という概念さえ消えてゆく』

アラスカの原野で同じような感覚を観たから。



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