良い本。
特に心に残ったのが次の一文で、アイヌ民族は「自然」にあたる言葉を持たないという。
『川と森に生かされ、代償を引き受ける暮らしの環があって成り立つ心からの信頼。信頼が厚いほど、タイガという自然と人の生活の境は薄くなり、自然という概念さえ消えてゆく』
アラスカの原野で同じような感覚を観たから。
0 件のコメント:
コメントを投稿