21世紀において(それしか知らないから『おいて』なのだが)、アラスカと日本を旅するのは大きく異なる。比喩表現するしかないので日本語に馴染み深い仏教に例えるならば(共通言語にさえなれば他のなんでも構わない)、アラスカは、そこへの道を全く知らないままに、いきなり悟りの世界に連れていかれるようなもの。日本は、浮浪者とも動物とも見分けがつかない姿で、妄想にしがみつくか、目の前の草花と同じく今を生きて悟りへの道を歩むか。
いづれの世界にせよ、妄想と悟りは切り離せぬもの。
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