2015/09/15

高麗川から海へ その65

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 シュークリームの雲浮かぶ。

 秋ヶ瀬堰を超えたのでここはすでに汽水域。大潮の時には水位が1メートル上がるそうだ。堰がなければさらに上流まで潮の影響があるということか。随分と広大な湿原領域に人々は住んでいるのだな。
 汽水域らしく、海から遡上してきたのだろう。レジャーボートが係留されている。

 出かけに80歳の釣り人と話しをした。昔の荒川の様子はどうでしたかと尋ねようかと思って、ふと気づく。荒川が入間川へと付け替えられたのは今から約300年前。この人のおじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんの話しだ。凄いな。なんという人間と荒川の歴史だ。

 巨大な水門を見上げる。すげーな。人間の工学は。

 陽光に照らされたシダレ柳が、青空と白い雲によく似合う。

おおよその積算距離[Km]: 54

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