2026/02/26

四阿山


 四阿山(群馬県)

初心者向けの山で、正直あまり面白くないだろうと思っていた。ところが予想に反して、麓から山頂まで変化に富んだ、とても楽しい山だった。

まず、牧草地を歩く区間がある。これは他ではなかなか味わえない独特の体験だ。標高差は約1000mあるものの、登りの大半はなだらかな斜面が続き、視界も比較的開けている。歩いているあいだは浅間山や北アルプスが見えることが多く、ピクニック気分でだらだらと登っていける。

そして最後に、山頂部だけが急斜面を伴う尖った地形になっていて、ここで一気に印象が引き締まる。全体として、単調さとは無縁の、バラエティに富んだ山行だった。

山頂での実測の最大瞬間風速は6m/s。

牧草地では、気温が低い朝の登りは雪が凍っていてチェーンスパイクで歩けた。一方、太陽に照らされた午後の下りは雪が緩み、チェーンスパイクだと足が深く沈む。私はスノーシューを履いていたので問題なかった。

日本百名山としては36座目。同行者はロッキー。


2026/02/16

高麗川の瀬切れ

 高麗川の水量が少なく、わずかに残った水溜りに大量のナマズと鯉が追い詰められている。小魚はよく見るが、ナマズと鯉は初めてだなぁ。

ここは浅羽ビオトープの脇。下流500mぐらいにある取水関が原因で水が伏流水となり、干上がっているのか、どうなのか?

ちなみに三番目の写真が生の写真で、最初の写真がAIのNano Bananaに「水面の映り込みを消して」と依頼したもの。さて、これは分析手段としては、どこまで信用してよいのかどうか?





2026/01/04

未解決の保持と抽象化と成長

 不安定、未確定、カオスを、そのまま保持することができず、無理やりその場の精神的安定のために単純化すると、その先の正しい抽象化ができなくなる。

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不安定・未確定・カオス
保持できない
その場の精神的安定のための単純化
探索空間の早期閉鎖
正しい抽象化の経路が消失

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未解決の問題を未解決のまま保持する能力、それをワーキングメモリから退避させつつ探索対象として残す能力、そして「未解決であること」に伴う負の感情を、即時の解決や単純化によって解消しない能力は、生物学的には意思決定の遅延と不確実性の増大を招き、短期的な生存率を下げる行為である。

しかしこの能力こそが、誤差・矛盾・例外を十分な時間保持し、より高次の抽象化や有効な世界モデルの生成を可能にするため、知性の発達においては本質的かつ不可欠な課題となる。

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抽象化とは、知識や理解を再帰的に再利用可能な表現へと変換する操作であり、この再帰性によって、知的発達は線形成長から指数関数的成長へと移行する。

2026/01/02

ホンドオコジョ

ホンドオコジョ

2025年11月12日に、南アルプス・空木岳の登山道で。初めての出会いでした。とても好奇心旺盛で、私のそば1-2mですばしっこくウロチョロしながら、何度も立ち止まってはこちらを眺めていました。



 

2025/11/01

氷雪の槍ヶ岳

2025年10月27日に槍沢経由で、吹雪のなか槍ヶ岳山荘へ到着。突風は強く、一度体が飛ばされたほど。翌28日の朝、氷と雪が張り付く槍ヶ岳山頂へ。凍てつく岩山にはセイレーンの魔力が宿っている。

Xiaoheiに招待してもらい、総勢10名の中国チームに加わった。エベレスト登頂経験者が4名含まれるゴールドチーム。




2025/07/06

水滴のリアルさに特にこだわって

水滴のリアルさに特にこだわって、WEB UMIACK を改編してみた。

絵画、建築、音楽、製品、出版うんぬん、ほぼ全てのジャンルに共通しているはずだが、ほとんど気付からないような僅かな違いの積み重ねが全体の質に大きく影響するなと、WEB制作でも気付かされた。気付かないような影の気づかないような色味の違い、色を現す数値のちょっとした違い、似てるけど同じではないフォントの選択、動きのほんの一瞬の引っ掛かり、目の錯覚による中心点の僅かな移動、仔細な統一感、うんぬん。『シンプルだけど美しい』領域を目指すのだけれどこれが大層難しく(当たり前か)、そこに至るには10年ぐらいの修行が居るなと思う。

ロゴの背景の写真はアラスカで撮影したもの。どの写真を選ぶかもそうだが、写真のどの位置にロゴを置くかで、ロゴが纏う光の加減がまったく異なってくる。

人間の知覚の緻密さ、その奇妙な仕組みを探索しながらの作業とも言えるのだろう。

Wordpressをベースにしているものの、トップページはその機能を使わずHTML, CSS, Java Scriptで直接記述。

せっかく得た技術なので、似たようなデザインのWEB制作依頼なら受けます。

2025/07/04

ビーバーが前歯で削った流木の痕


昔の写真が出てきた。これはカナダだけど、日本にはない特徴的なことが二つ載っている。分かるだろうか。

一つは焼いている魚で、ノーザンパイクという。歯がノコギリのようになった1メートルはある大きな魚で、ナイロンの釣り糸は噛み切ってしまうのでワイヤーをかまして釣る。

一つは燃やしている流木である。拡大すると流木のくびれ部分に、ビーバーが前歯で削った、粗いノミで打ったような痕がハッキリと見える。

ここはユーコン側の源流となる、氷河湖である。