2021/02/19

暖かい-7度




 一杯やりたくなるような話です。

暖か過ぎる。

五年前の最低気温は氷点下25度であったのに、昨夜は……氷点下7度。そして僕がここに入る前の一昨日には、満ち潮と重なって数棟が床上浸水するほどの、大雨が降っていた。

それらの影響だろう、別寒辺牛(べカンベウシ)川はまったく凍っておらず、トウトウと水が流れている。川岸の湿地帯には水と雪が溜まり、深いシャーベット状で、川面に近づくことすらできない(だから写真も取れない)。川が全く凍結していないという事は、どれだけ回り道をしてみたところで別寒辺牛川本流に流れ込んでいる支流を歩いて横断することはできず、湿原縦断は完全に断念せざるを得ない……という結論です。

しかしこれもまた、地球の温暖化の観察というあらかじめ設定した目的を達成しているので、進めずとも意義はあり。

でもまあ残念だね。

地熱発電あるでしょ、と思うよ。客観的に。日本はその技術を輸出するぐらい持っているし、その熱資源も世界有数。ちょっと気合い入れりゃ、全電力に近い量は安定供給できるのでは。政治的問題だけだよ、ねえ、と思うがね。

丹頂鶴が、コウッッコウッッ、と一日中鳴いている。

氷のバキンバキンとう鋭い音がいたる所から絶え間なく届き、お前は湿原という空間の中に寝泊まりしているのだと語りかけてくる。

2021/02/18

2021/02/14

シャモジでペグ、機能するか

北海道の釧路まで飛行機で移動なので、食料(フリーズドライ10日分)やテント一式など嵩張る物を、厚岸郵便局留めで先に送りました。郵便局局留め、便利です。ただ受け取りに必要な身分証明書をお忘れなく。


 

雪中でテントを張る時、普通のペグって雪に刺さらないんですよね。雪と接する広い面積が必要。なのでシャモジを買ってきてペグにしてみようと。アルミニウムの市販品もあるし、竹製のシャモジで自作する人もいるけれど、水を吸わないプラスチック性もありなのでは、と。工夫しながら自作するのが好きなタチなんだけど、たまに思うように機能しない時もあり。でも楽しいし、新たな発見があるので良し、なんですけどね。

2021/02/12

べカンベウシ湿原 徒歩単独縦断


 べカンベウシ湿原とは、日本で第二位の広さを誇りラムサール条約に登録されている、北海道厚岸町に広がる湿原です。その中央をにはべカンベウシ川がうねりながら流れています。

そのべカンベウシ湿原を2月中旬から、単独テントで8日ほど野営しながら、凍結したべカンベウシ川の上や岸を歩いて縦断します。

クラウドファデング中です https://camp-fire.jp/projects/view/383775 。また期間中、ウミアック珈琲 umiack.com を10% OFFで販売します。

I will walk solo in the frozen wetland for around 8 days in the mid February. Wetlands, it’s a barometer for Earth’s health. It’s the untouched nature.

いつもはカヌーでしか入ることのできない、100%の手付かずな自然がそこにあります。白銀に覆われた広大な大地がそこにあります。

今から5年前にも同じことをしました。そのとき寒暖の差は最大30度、最低気温は-25度まで下がり、手足に軽い凍傷を感じる程でありましたが、今年はどのような状況でしょうか。とても関心があります。前回同様に、雪に覆われた白い広大な湿原と、硬く透明な氷と化した川の道があるのでしょうか。それとも温暖化の影響で充分な氷が形成されず、川の上を歩くことは出来ないのでしょうか。

湿原は、週末に出かける山とは異なり馴染みが薄いかも知れませんが、自然環境の中でとても重要な位置を占めており、環境破壊のバロメーターでもあります。

いま世界各国が追い詰められ真剣に取り組み始めたグリーン政策の、その具体的な対象、それはアマゾンの熱帯雨林であり、南極の氷床であり、シベリアの永久凍土であり、そして湿原です。

大学や団体等で、遠征終了後の報告をご要望であれば、ご連絡ください。

2020/10/27

晩秋の赤城山登山

 日本百名山の一つである赤城山を登りました。季節は晩秋で、登山口となる1,300m辺りの標高では紅葉がピークを迎えていました。百名山ではありますがとても登りやすい山で、約三時間程で最高峰の黒檜山と駒ヶ岳を巡ることができました。

2020/10/22

快晴の鳥海山に登る

 晩秋の鳥海山を登ってきました。見事な快晴と無風ともいえる非常に恵まれた天候で、日本海に沈む夕日と朝焼け、そして海の碧さと遠く青森の岩木山まで望める澄んだ青空、紅葉に染まる下界の山々が、丸一日楽しめました。まだ生まれて200年しか経っていない切れるような岩が積み重なる荒々しくて妖麗な溶岩ドームの山頂と、絵画のように美しく蒼く透き通る海と山並みがとても対照的で映えたのが、深く印象に残りました。

これで今年の8月から日本百名山、二百名山を登り初めて12座目になります。

行程: https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2663654.html



2020/10/20

裏岩手縦走路でUMIACK珈琲

 岩手県の八幡平から延びる裏岩手縦走路という名の縦走登山道で、珈琲を楽しんできました。

八幡平山頂駐車場(見返峠)を起点にして源太ヶ岳へのピストンです。7時間かけての日帰り縦断です。10月19日は後生掛温泉の標高が紅葉のピークで、下界に広がる紅葉を見下ろしながらの山行となりました。往路は霧に覆われて幻想的な雰囲気の中、帰路は霧が晴れ下界に広がる紅葉を楽しめました。月曜であったためか、すれ違った人は僅かに一人でした。体力をあまり問わずに楽しめる比較的高低差の少ない登山道だと思います。


2020/10/18

紅葉の十和田湖でカヌー

 紅葉の十和田湖でカヌー。十和田湖は十和田八幡平国立公園内の、限りなく透明なカルデラ湖。外輪山もその周りの山々も深いブナの森に覆われ、見渡す限り一面の紅葉に埋め尽くされている。

青森の人々もまた素敵だ。北海道はカムイの国に新しく移住したまだ新しい人達の島であり、青森が日本最北端の地であって、その最果ての地に人知れず今の日本の枠にトラップされていない何かの本質を見つめている人々が住んでいると、語弊を覚悟で書けばそう思った。



2020/10/17

カワセミ

北海道の人と話をしていて気づいたことがある。

私の両親が住んでいる日高市は、市内を流れる高麗川にカワセミが住んでいることを誇りとしている。それは特に日高市だけでなく、本州の他の地域でも同じであろう。ところが、「カワセミは強い種であり、何処にでもいるものだ。カワセミが『まだいる』と語った時点でその川は終わっている」、と言うのだ。

確かにそうかもしれない……そう思った。私自身、北海道ではカヌーを漕いでいるとカワセミを普通に見かける。そして生息域は、アジア大陸を横断してヨーロッパにまで広く伸びている。キングフィシャービールがあるぐらいだ。