2021/09/28

日本人のルーツ

 日本人のルーツは、今まで言われていた縄文時代と弥生時代の大陸からの移住だけでなく、古墳時代の移住もあるってさ。その頃の国家成立という大きな流れの中でどう動いたのだろうね、興味あるね。

https://www.smithsonianmag.com/smart-news/japanese-ancestors-came-from-three-ancient-groups-180978725/?fbclid=IwAR1TALg1rcpx_yUCdib7vktG9Q2VClUXyD3GcJfHTISI84uFXFkKYogyN0w

2021/09/27

断食実験

断食を2.5日、実験してみた。終了後、味覚が敏感になり、珈琲の味が繊細に分かり美味い。シュークリームは、美味いが感動は特にない。餃子はとても美味しい。ビールは苦味が強くなって、子供の頃のように美味くない。

2021/07/20

大雪山全縦走、黒岳から富良野岳へ

  大雪山全縦走、黒岳から富良野岳へ

山頂やキャンプで飲むに素晴らしい香り高きスペシャリティコーヒーを焙煎販売しているウミアック珈琲によるプレゼンツです

 

 昨年来の念願であった北海道・大雪山の縦走を果たしました。今年キャンプ登山デビューした友人一人を連れて、大雪山国立公園の最北端に位置する黒岳から最南端に位置する富良野岳までを、大雪山の早春である7月8日から7月14日にかけて6泊7日で縦断しました。

 花、花、花。大雪山とはこんなにも花に満ち溢れた場所だとは知りませんでした。まるで天上の国でした。また単発では大雪山、トムラウシ山、富良野岳と登っていたのですが、縦走をしないと知り得ない魅力が大雪山国立公園にはあふれており、その感動は10倍にもなることが分かりました。

 下図の赤い線が実際に歩いた軌跡です。右端が黒岳で、左端が富良野岳です。




【1日目】

山行: 7時間44分 休憩: 2時間48分 合計: 10時間32分

黒岳リフト七合目乗り場07:14 -> 09:16黒岳09:54 -> 10:31黒岳石室10:53 -> 11:52お鉢平展望台11:56 -> 12:33北鎮岳分岐12:43 -> 13:00北鎮岳13:28 -> 13:37北鎮岳分岐13:42 -> 14:04中岳14:06 -> 14:27中岳分岐 -> 15:05間宮岳 -> 15:07間宮岳分岐 -> 15:38裏旭キャンプ指定地16:14 -> 16:57大雪山17:20 -> 17:46裏旭キャンプ指定地


 お鉢巡りをしながら黒岳から旭岳に向かう。霧に覆われたり、霧が晴れてお鉢や旭岳や白雲岳が見渡せたりの、コロコロと移り変わる天気模様だった。



 コマクサ。高山植物の女王。他の植物が育ちにくい環境のより厳しい場所に生息することができる。


キバナシャクナゲ


 エゾタカネスミレ。下の花びらだけにある線状の模様が、バカボンのパパの鼻毛に見えるので、バカボンのパパと勝手に命名。


イワウメ


 周囲が風化して取り残された層状の堆積岩。


 旭岳山頂への登山道は雪渓に覆われていた。


【2日目】
山行: 11時間47分 休憩: 1時間48分 合計: 13時間35分
裏旭キャンプ指定地05:59 -> 06:38間宮岳分岐 -> 06:44荒井岳06:45 -> 07:16松田岳07:18 -> 07:34北海岳07:43 -> 09:10白雲分岐 -> 09:40白雲岳10:04 -> 10:31白雲分岐 -> 11:12白雲岳避難小屋11:53 -> 13:11高根ヶ原分岐13:13 -> 15:35忠別沼15:37 -> 16:42忠別岳17:09 -> 18:18忠別岳避難小屋分岐 -> 19:34忠別岳避難小屋


 朝焼けの裏旭キャンプ指定地。テントを張っているのは我々だけだった。夜、特に朝方は冷えて、モンベルの#5の寝袋では寒くて寝付けなかった。


 白雲岳へと向かう。


北海平には花々が咲き乱れる。
キバナシャクナゲ


エゾオヤマノエンドウ


キバナシオガマ


イワウメ


 雪渓の深さに驚く。切れ落ちた雪渓の高さは一体何メートルあるのだろう。20〜30メートルはあるように見えた。


 荷物をデポして白雲岳へは空荷で登る。楽ちん。


エゾコザクラ


 白雲岳避難小屋に至るまでに雪渓のトラバース。


エゾノリュウキンカ


タカネオミナエシ


 忠別岳へと続く高根ヶ原。左下に高原沼を覗きながら歩く。そこでは雪渓で遊ぶヒグマの姿を見られることがあるそうだが(ヒグマ情報センターで撮影された映像を見たことがある)、残念ながら今日は目撃できず。


 沼の中央に雪が残っていて、まるで瞳のよう。


 忠別岳山頂。雲が湧き立つ。


 見事な花畑!


 忠別岳避難小屋に泊まった。小屋宿泊は総勢10名ほど。小屋までの道は雪渓に覆われており、雪渓が割れてクレパスとなっている場所を横断する必要があった。水汲み場は小屋から離れた、雪渓を横断した先にあった。


【3日目】
山行: 8時間54分 休憩: 2時間23分 合計: 11時間17分
忠別岳避難小屋06:25 -> 06:43忠別岳避難小屋分岐07:38 -> 五色岳07:42 -> 09:18化雲岳09:39 -> 10:03ヒサゴ沼分岐10:06 -> 10:33ヒサゴのコル10:36 -> 11:23天沼11:25 -> 11:33日本庭園11:36 -> 12:36ロックガーデン12:37 -> 13:39北沼13:43 -> 14:47南沼キャンプ指定地16:09 -> 16:40トムラウシ山17:00 -> 17:42南沼キャンプ指定地


 昨夜泊まった忠別岳避難小屋。


クロユリ


 今回の縦走で一番印象深かったのは、化雲岳の周囲に広がるお花畑だった。一面に広がる花、花、花。とくに化雲岳からトムラウシ山へ向かう途中で左側に広がるヒサゴ沼へと至る大地には、見渡す限りにエゾノツガザクラとチングルマが咲き乱れ、霧のベールの美しさと相まって、ここは天国かといぶかしる程だった。そこは神遊びの庭と呼ばれているようだ。




 トムラウシ山の日本庭園(地図上にもそう書かれている)。どんなに労力やお金を費やしても、これほどの美を誇る日本庭園は作れないだろう。人はこの世界観を目指して庭園を作っているように思われる。



 花が咲き、雪が積もり、池があり、岩があり、緑が茂り、全てが揃っている神々の庭。


 岩の上を跳ねるように登っていく。岩、岩、そして岩。


 岩とウコンウツギ


 北沼を縁取る雪渓が崩れ、蒼い光が漏れ出していた。


 美しきトムラウシ山。



 トムラウシ山頂から。


 南沼キャンプ指定地に泊まった。さすがトムラウシ、テントの花が咲いている。


【4日目】
山行: 10時間3分 休憩: 8分 合計: 10時間11分
南沼キャンプ指定地04:14 -> 07:38三川台07:40 -> 09:37ツリガネ山の肩13:14 -> 美真岳13:16 -> 13:41カブト岩13:45 -> 14:25双子池


 トムラウシ山から黄金ヶ原へと降りていく。そこはロストワールド、テーブル大地のように見える。


 さて、黄金ヶ原の三川台から美瑛岳までの間は、エスケープルートがなく、一度標高がぐっと下がるのでその分だけのちの登りがきつくなり、またこの区間を縦走する人は少ないので藪こぎの多いしんどいルートとなる。(ということを今ここに書いているのだが、このルートを歩き終えた後で知り得たことである。)このような藪を掻き分けて進み、そして藪は水に濡れそぼっているので、雨具を着ていても靴の中は水浸しになり、グチョグチョと音を立てる始末だ。


 眼下に広がる雪渓。


 標高が下がるので植生が変わる。ヒグマが通りやすそうな雰囲気を醸し出していた。実際地図上にもヒグマ注意の文字。手を叩いて音を鳴らしたり、音が行き渡る場所で声を上げたりしながら進む。


 広がるハイマツの森。力強くしなって分け入る体を押し戻し、前へ進むのを阻止しようとする、生命力の強いハイマツの枝。美しき難路。



ミヤマオダマキ



エゾツツジ


 さてこの晩の宿泊地であるが、2日ほど前から反対方向へと縦走しておりすれ違った別々の二人から、今晩テントを張る予定であった双子池キャンプ地はまったく雪渓に埋もれてしまっているとの情報は聞いていた。しかしながらこの区間は距離も長く、また双子池キャンプ地の先にあるオプタテシケ山では急登の標高差600メートルが待ち構えているため、なるべくならばその辺りでどうにかテントを張れる場所を見つけたいと思っていた。
 はたして雨が降る中キャンプ地が近づいてくると、朝方我々を追い抜いていった二人組のパーティーが、双子池キャンプ地の少し手前にあり水場となっている双子池の狭いスペースにテントを張っているのを見かけたので、その場所を覗いてみたら、後から来るだろう我々のために場所をテント一張りぶん開けていてくれた。ありがたや。

【5日目】
山行: 6時間16分 休憩: 1時間37分 合計: 7時間53
双子池06:28 -> 06:45双子池キャンプ指定地06:47 -> 09:41オプタテシケ山10:14 -> 10:28オプタテシケ山北西稜頭10:30 -> 11:49ベベツ岳12:47 -> 13:29石垣山13:31 -> 14:21美瑛富士避難小屋


 待ち構えているオプタテシケ山の標高差600メートルの急登。


 双子池にはこれほどの量を見たことがないカエルの卵が。


 オプタテシケ山の登山道は雪渓で埋もれていた。雪渓を直登して山頂を目指す。初夏の雪渓はグズグズに柔らかく、簡易アイゼンの刃は雪の中で容易にずり落ちる。滑落しないように慎重に歩を進める。ストックを持ってきていればもう少し楽であったろう。
    どこから雪渓に埋もれた登山道が姿を現すのか、GPS連動の地図なしでは見つけるのが大変である。


イワギキョウ


オプタテシケ山頂へと続く、両側が切り落ちた稜線。



 切り立った稜線に咲くエゾノツガザクラ。


 かわいいマルハナバチ。


 白、黄色、紫、色とりどりの花々が咲き乱れる。


ヨツバシオガマ


 ナキウサギの鳴き声が頻繁に聞こえる。時たま姿を現し、すばしっこく動き回りながら植物を食べている。


 この晩は美瑛富士避難小屋に泊まる。総勢3名。

【6日目】
山行 9時間7分 休憩 1時間13分 合計 10時間20分
美瑛富士避難小屋04:21 -> 06:21美瑛富士07:00 -> 美瑛富士分岐08:29 -> 美瑛岳08:32 -> 08:52美瑛岳分岐08:54 -> 09:32美瑛谷1稜の頭09:33 -> 09:45美瑛谷3稜の頭 -> 11:38鋸岳11:40 -> 11:59平ヶ岳12:01 -> 12:25十勝岳13:25 -> 14:15大砲岩14:18 -> 14:41上ホロ避難小屋


 美瑛富士での雪渓トラバース。滑落しないよう慎重に。
   


 猛々しい美瑛岳。


 美瑛岳山頂にて。雲の上を飛び、雲に飲み込まれ、まるで空を飛んでいるようである。


 生きた火山である十勝岳へと入ってきた。景色が一変し、登ろうにも一歩一歩がズルズルと滑り落ちる、モロモロに崩れた火成岩の積もる世界となる。この急坂を直登だ。


 火星にでも来たような荒涼とした大地である。波紋のように周期的に地面が波打っている。


 十勝岳の岩が積み重なる山頂が見えてきた。


 十勝岳は生きた火山である。山頂から見下ろす火口からモクモクと白煙を拭き上げていた。


 色とりどりの火成岩が転がる。軽石が多い。この大きな塊は金属光沢を放っていた。


 活火山の荒涼とした尾根。


 安政火口を見下ろす。むき出しの地殻が美しい。


 上ホロ避難小屋に泊まった。総勢3名。


【7日目】
山行 6時間40分 休憩 1時間55分 合計 8時間35分
上ホロ避難小屋04:39 -> 05:05上ホロカメットク山05:19 -> 05:48上富良野岳05:49 -> 06:27三峰山06:44 -> 08:01縦走路分岐08:18 -> 08:53富良野岳09:50 -> 10:12縦走路分岐11:29 -> 上富良野岳分岐11:30 -> 11:51新D11:54 -> 12:07新Z12:08 -> 12:21旧Z12:30 -> 安政火口12:33 -> 12:41新Z12:42 -> 13:12十勝岳温泉凌雲閣


 とうとう最終日である。

 まだ日の登らぬ早朝2時に起き、まずはヘッドライトを装着して小屋の外に出ると雪渓の水を煮沸消毒して飲料水作りからはじめたのだが、そうこうしているうちに美しい朝焼けが訪れる。山の早起きは三文どころか三十文の得である。


 平坦な雲海は海となり、山は島々となる。


 朝日を浴びて輝く、朝露に濡れたイワヒゲ。


 十勝岳の噴煙が横へと棚引いていく。


 最終日は雲ひとつない晴天に恵まれた。上ホロカメットクから望む富良野岳。


 ギザギザの古い刃のような稜線。


 露をまといキラキラと輝いてとても美しいチングルマ。花が落ちたあとの羽毛である。


 大雪山縦走の最後の山、富良野岳が見えてきた。


 とうとう富良野岳山頂に到着。大雪山縦走を果たした!感無量であった。


 十勝岳温泉へと下山し、バスで吹上温泉白銀荘へ向かった。疲れた体を露天風呂に浸けるととろけていった。

 合計距離: 78 km
 累積標高: 4,840 m