2019/12/01

特別講義 「ユーコンと共に流れる 生きる」

多摩美術大学で特別講義 「ユーコンと共に流れる 生きる」を行います。僕がカナダからアラスカにかけてユーコン川をカヤックで下った時に出会った、ユーコンと共に生きる先住民の話と、旅の話をします。お招き頂いた宮田浩介先生は、授業で北米太平洋岸の先住民族であるクリンギットの神話を読まれていて、今回の話へと繋がりました。学外の方・芸術学科生以外もご覧いただけるのでいらしてください。2019年12月11日(水)の14:40〜16:10です。

http://www2.tamabi.ac.jp/geigaku/20191130-2/


2019/11/13

【トークイベント】 映像とトークによる、アラスカ原野単独2700キロカヤック紀行 話者:山田龍太 @ハローハッピー



映像とトークによる、アラスカ原野単独2700キロカヤック紀行
話者:山田龍太
@ハローハッピー


時空かん・ハローハッピーでトークイベントをします。

源流の氷河から流れでたチェーン・レイク、カヤックでの国境越え、クマやヘラジカとの遭遇、生死の実感、地平線しかないユーコンフラット、陽の沈まぬ白夜と果てのない大地、人の居ぬ原野と孤独、アラスカ先住民との出会い、うんぬん。3ヵ月間の様々な出来事をお話します。

飲みながら食べながら、話の途中で質問もありの気取らないトークイベントにしたいと思っています。前半後半の二回に分けます。会場は、実働する柱時計や蓄音機などの古道具に囲まれて誰の心もホッとする、焼鳥居酒屋のハローハッピー。以前写真展示もおこなったことがあるのですが、この企画はその時からマスターとゆっくり温めていたものです。

【日時】2019年11月28日(木) 19:00~21:00 途中からでも気楽に入れます 

【料金】無料(お酒・お食事などを召し上がりください。ビール、ホッピー、焼き鳥など、お品書きはホームページで見られます)

【場所】
・ 時空かん・ハローハッピー
・ 有楽町線・副都心線の地下鉄赤塚駅、または東武東上線の下赤塚駅から徒歩30秒
・ 東京都板橋区赤塚新町1-22-9東上ビル2F
・ 電話:080-8123-6711

2019/10/14

人間には痛みにまさる誇りがある

人は成人すればその責務として、時折自分の社会的政治的な意見を発言しなければならないのだろう。それは人類がよい方向へ進化するための原動力となる。様々な場所に行き様々な人に会って考えされられたことだ。

しかし意見を言えば敵を作ることになる。それは避けられないことだ。どのような視点から見ても正しいと言えるものごとは数少ない。何が正義かと議論してみても、そもそも人間は増殖することが目的の生物であると同時に理性という知能を発明したホモサピエンス種でもあり、矛盾を抱えた存在なのである。

したがって、敵を作る人生を恐れるな、ということになるのだろう。

温暖化問題も顕著になってきた。国際的に協力し痛みを分かち合わなければならないゆとりなき状況だろう。大袈裟ではないはずだ。 

人類はとうの昔から、多様性を保ちつつ、国という枠組みを超えて世界を一つにするという思想を持っている。しかし国際連合は理想の姿からはいまだ遠く、先の見えない難題だ。

人類の大惨事と生命の大量絶滅を防ぐためには、まずはいずれかの国が勇気を持って先陣を切り、世界をリードしなければならないようである。自らの肉を切り痛みを被ることになるかもしれないが、国家防衛、国家開発などの予算を大きく削減し、その資金で核融合炉などの大胆な難題解決案に全力で取り組むべきだろう。

人間には理性がある。先陣を切った国を世界は称賛し、いずれ追従することを信じたい。日本にそれができるか。平和国家の憲法という土台はある。

人間には痛みにまさる誇りがある。

2019/10/08

インスタグラム

むかしインスタグラムを齧ってみたものの、わずかに投稿しただけで放置している。Long time ago, I started Instagram, made several post, but have left it... やり始めたのだから続けろよ見てたのに、とのお叱りを受け、カヤックでコロンビア川を下りピュージェット湾を漕いだ半年間の写真から、改めてスタート地点のケネウィクより行程が良くわかるように写真映えに関わらず投稿しよう、と思う。何百枚?500枚?……頑張れ、おいら! やり遂げよう。Being reprimanded for not keeping it, I decided to re-publish the pictures of when I downed the Columbia River and paddled Puget Sound by kayak, from first day for about half year without choosing photogenically for showing details of expedition. It might be several hundred pictures... come on, I can do this! インスタのアカウントはこれ。Here my account of instagram is.

https://www.instagram.com/ryotayamada_/

とても美味しいくずまんじゅうの事を書いたら、アメリカ人の友達のSteve Boucherが、葛はアメリカでは侵略的外来種だと教えてくれた。そして調べてみると日本から持ち込まれたらしい。日本に住んでいると日本の生態系を狂わせつつある外来種だけに注目してしまうが(例えばブラックバスとかアライグマとか)、なるほどそれは双方向であり、世界中で問題は同じなのかと考えてみれば当たり前のことに気づかされた。さらに調べてみると、葛は世界の侵略的外来種ワースト100であるらしい。世界を見る視点が広がるとはこのこと。ちなみにSteveは俺がカヤックでコロンビア川下りにチャレンジした際、その話を聞きつけて会ったことすらない俺のボンネビルダム迂回をサポートしてくれた人である。

Steve taught me that kudzu is one of invasive plants in North America although it is an ingredient for delicious Japanese traditional sweets. It broaden my horizon. In the one aspect, it is an endemic species, but in the other aspect, it is an invasive species, vice versa problems in the world. Incidentally Steve is a wonderful friend who supported me for a detour of Bonneville Dam during my challenge of kayak down the Columbia River although he knew of me trying it but never met me.

https://www.yamadaryotacoffee.com/post/珈琲に合うスイーツ探訪1




2019/10/06

伊勢屋のくずまんじゅう

伊勢屋のくずまんじゅうを食べに行った。ここのは本当にうまい。葛がうまいし、水もうまいし、餡もうまい。毎夏一度は食べないと気が済まない。

https://www.yamadaryotacoffee.com/post/珈琲に合うスイーツ探訪1


2019/10/03

そこはリアス式海岸の美しい日本海の小浜湾



京の都から上へと昇って日本海へと出れば、そこはリアス式海岸の美しい日本海の小浜湾。漁船を眺めながら珈琲をドリップ。

台風18号の影響で風が強いので船を係留するロープに緩みがないかチェックしに来ていた役場の職員が、こんちは、ちょっとごめんなさいねと挨拶してくる。明るい青空に流れる雲は早く、天候の移り変わりが生き物のようだ。

海水の上に突き出た板の上に座って珈琲を飲んでいるのだが、足元にはボラの幼魚が十匹ほど群れて、コンクリートの護岸についた苔をついばんでいる。一匹だけ縦じまの石鯛だかなんだかわからん幼魚も混じる。たまに三四十センチのボラの成魚が、幼いボラたちに無関心なそぶりで通り過ぎていく。

https://www.yamadaryotacoffee.com/

2019/09/26

小動物が落ちる排水路

蛇、ウサギ等々の小動物が、落ちた排水路から脱出できずに溺死しているという事故が。写真に写っているのは、登りたくても登れない狸かアライグマかの壁に残された不安げな足跡。問題提起した住民と市と大学が一緒になって、動物転落防止ネットの設置作業をしました。

小中学校周辺が大雨で冠水するため排水路を設置したのだが、設計時にこのような状況になることを予想できなかったとのことで、各々が良かれと思うことを各々の立場で努力した状況での一つの落とし穴だったみたいです。

改めて考えさせられます。人間は地球のリーダーとしてあらゆる「矛盾」を認識していなければならず、その為に事例の共有は大切だなと。




風味の移り変わりも楽しい

数日前にバーナーと網を使って外で焙煎したエチオピアだが、焙煎から一日二日と日が経つにつれ、酸味が抜けてきて、かつコクが増してきた。また異なるうまさを味わっている。実は焙煎直後はまだ落ち着いておらず、二三日後から飲む(出荷)のがよろしいということにはなっているのだが、そんなことには囚われずに、自分で焙煎したものをその場でその情景ごと楽しみ、また後日風味の移り変わりも楽しんで欲しい。

http://yamadaryotacoffee.com


2019/09/19

アウトドアで珈琲豆を焙煎

アウトドアで珈琲豆を焙煎しました。

市販されている胡麻を焙煎するための手持ち煎り網と、アウトドア用のガスバーナーを使います。今回の豆はエチオピアを使いました。外は風があるので炎が揺れ(熱の当たり方が揺れる)、またそもそも手持ちの煎り網なので、焙煎の進み具合にムラが生じて浅煎りから深煎りまで混ざったものとなりますが、それでも焙煎仕立であり、外で飲む気持ちよさがあり、また自分で焙煎した面白さが加わるので、とても美味しい珈琲でした。深煎りを通り越して焦げた豆ができるのを防ぐために、全体的には浅煎りとなり、酸味の効いた爽やかな珈琲となりました。

Trying to eat acorn of クヌギ

Trying to eat acorn of クヌギ with interesting to Japanese ancient people 縄文人. My strategy to remove tannin from it is just to immerse it into water, keep in refrigerator and wait for maybe a half year. Maybe I can eat. きっと食えるだろうその日を楽しみに。





3日ほどでここまでタンニンが抜け、焦げ茶色から薄茶色へ。


2019/09/17

We can abandon whole defense facilities in the world

In the past, Japan has a civilization who didn’t have self defense facilities (Yoshinori Yasuda, 縄文文明の環境, p. 164) and had continued for 10,000 years, the longest civilization in the world; Jomon civilization. In the current era that we share great experiences of past human history, I believe we can abandon whole defense facilities in the world. I hope Japan will lead it with the constitution, or don’t mind if an other country will do and makes Japan be ashamed.

2019/09/15

人間はゴミを捨てる動物である。そこに善悪はない。環境を守るということは一つ高度な理性だ。

城西大学の学生、OB、先生達と高麗川の川掃除。台風で上流から押し流されて来たゴミが、いつもの5倍ほど河岸の植物に絡め取られていた。

以下徒然に思いつくままの、高麗川かわガールとは関係のない個人的な駄文。

高麗川上流は地域との親和性が高く、常に多くの中高生、働きに「来てくれた」外国人、家族連れ、社会人で河原が賑わっている。よい里山だ。またその結果としてのゴミも生まれている。

考えるに人間はゴミを捨てる動物だ。

動物はゴミを捨てる。いやそもそも動物が捨てる物は全て他の動植物にとっての食料であるからして、動物にゴミという概念は必要ない。だから人間も生まれながらにして、悪気も何もなくゴミを捨てる動物である。そこには何も善悪はない。

ここで一つ気付いたことがある。毎年新たな赤ん坊が世に生まれ、毎年新たな子供や外国人が高麗川のコミュニティに加わってくる。

環境問題を頻繁に口にする人も多いが、それを見聞きした人の中には、「もう充分に分かっているよ。そう頻繁に聞かされるとちょっと重いなー」と、意識の裏の何処かで感じている人も少なくないのではなかろうか。だけれどもそうか、人間は生まれたままではゴミを捨てる動物であり、毎年誕生してくる新たな参加者に知恵を伝えていく必要があるのだな。そういう視点に立てば、社会全体が少し口うるさいぐらいにならないといけないのかも知れぬ。(人間は執着する動物でもあるので、客観性を忘れて環境問題の中毒になってもこれまたイカンのだが)

世界には色々な祭りがある。秋の豊穣を祝う祭りでは、自然に対する感謝を、自然との共生を心に思う。毎年毎年格式高いキチンとした儀礼に則って繰り返し体感しないと、生まれてくる者にその知恵は芽生えないし、大人でもまた忘れてしまうのだろう。しかし少なくとも一万年は続いたその習慣が、ここわずか五十年あまりの短期間で絶滅しかかっている。

色々な名の祝日を国は設定してきたが、緑の日、海の日、山の日のような意味がありそうで意味のなさそうな祝日を、もっと目的のはっきりした「地球環境に感謝する祭りの祝日」などに変えてはどうか。何兆円もスポーツイベントに国家予算を使うのだから、数百億円でもよいから全国一斉の祭典にしたらどうか。

そんなの子供だましだって?そうかな。伝統的な地方の祭りと同じように多額の予算を用意して(地域の人は祭りのために労務やお金を持ち寄るのである)、それを経済を回す為ではなく、しっかりと決められた儀礼をとり行い、踊り食べ飲んで祭りとして全員参加で楽しむために使う。楽しみながら意識に植え込む。庶民レベルで。

人間は頭が良いと驕ってはならない。国連が世界環境デーだと言えば、馬鹿にせず、ふむふむと考えるでしょ。きっと世界は感心して追従するよ。

人間はゴミを捨てる動物である。そこに善悪はない。環境を守るということは一つ高度な理性だ。

2019/09/13

スペシャルティコーヒーとは何か

スペシャルティコーヒーとは何か!?記事を追加しました。

https://www.yamadaryotacoffee.com/about-specialty-coffee

雑魚と秋

胡麻油で揚げた
釣ったばかりの雑魚に
ねぱーる産の塩をかけ
冷えた純米をちびりちびりと
くぬぎ落ちる秋の夜





2019/09/01

メジナが釣れた

横須賀の大津漁港で釣りです。26センチのメジナが釣れました。

刺身にしましたがとても美味しかったです。磯臭さはなかったですね。

Fished a foot long Girella, and made sashimi. It's a one of delicious scene in Japan.





2019/08/28

アラスカの原野の視点から


今まで写真展や大学などで話したことの、一つの側面。

—————

『アラスカの原野の視点から』

神経細胞の複雑な塊である人間の脳は、新築ではない。進化が40億年かけて増改築してきた、壮大な超高層バラックである。ある目的の為に専用設計されたわけではない。それが故に、誰もが精神の葛藤という非効率的な情報処理を日常経験する。

情動の脳も理性の脳も、どちらも欠かすことのできない存在であり、両者のバランスが程よく保たれている必要がある。人生とは、高度な訓練を必要とする、バランス棒を使った渓谷上の綱渡りである。

残念ながらもそのバランスはとても崩れやすい。我々の脳は、情動の回路が活性化すると、理性の回路は止まってしまう。激しい感情に一度押し流されれば、理性の私は回路自体が停止するので、もはや思い出されることもない。石器を握っていた昔はその方が生存に有利であったのだろう。

はるかな紀元前から、理性による情動のコントロールは語られてきた。しかし今その事を教える学校や親や社会はなく、その訓練は本人の偶然による経験が与えるだけで、その概念自体がすっぽりと抜け落ちているように見える。日本のみならず多くの国々で。人格、高尚な精神うんぬん、そのような言葉はほぼ聞かない。

個人の集まりである国家というものも、その構成要素である個人と同様の反応をする集合的な生き物であると捉えてみれば、いまどこの国家も、恐れという情動に支配され、理性の機能不全に陥っていると捉えられるのではなかろうか。環境破壊、食糧難、経済崩壊(死)への恐れや、他国(他者)への恐れ。そして恐れを覆い隠す国家発展というアドレナリン。それでは自然淘汰と不可分な動物の生態反応のままである。

ホモ・サピエンスの心には、情動も不可欠であり、理性も不可欠である。恐れや楽しみ、利他心や探求心。そしてそれらのバランスを取るのにまず最低限必要なのは、自己認識だ。個人としても国家としても。汝を知る。意識を意識する。

人間がいない動植物しか見ない原野は、己の情動を見るにしても、人間の集団を外から見るにしても、自己認識にとって格好の場所である。

人間だけが授かった高度な自己認識の能力。人間だけが授かった高度な過去現在未来と時間的に広い、また地域国世界宇宙と空間的に広い視野。人類のいく末は、個人が集合した大きな生命体として、企業という国家という地球という区切りの生命体として、存分にその授かった能力を発揮できるかどうかにかかってる。

2019/08/26

ゆりの木団地夏祭りの第九合唱団

池田開渡率いるゆりの木団地夏祭りの第九合唱団。団地自治会の祭りでここまでハイレベルなのは、全国でも有数なのではないかな。この日は団地広場の小さな渓谷に、埋め尽くす人々の情熱で上昇気流が。毎年やるのでお勧め!


2019/08/23

オイカワ

狩りに出かけよう
オイカワを釣ろう
天ぷらにしよう
うまさを堪能しよう
人間の勉強をしよう




今日ゲイシャ1.5 kgを焙煎しました

今回入手したゲイシャの最後の1.5 kgを、今日(2019年8月23日)焙煎しました。
ゲイシャ・コロンビア・ブエノスアイレス農園の自家焙煎珈琲、200グラムです。
ゲイシャは、アラビカ種ゲイシャ品種というコーヒーの木からとれるコーヒー豆で、希少価値が高く、また最も美味しいものの一つであると言われることが多く、いまブームの様相を呈しています。生産量が少ないのは、香味がとても良くコンテストに出せば優勝するほどなのに、病気に弱くまた生産性も悪いために、栽培している農園が少ないためです。
https://www.yamadaryotacoffee.com/geisha

2019/08/19

ボーレックスのコーヒーミルミニ

美味しい珈琲を飲むには、まずは美味しい珈琲豆を選ぶことである。次に新鮮な珈琲豆を選ぶことである。そして次に、飲む直前に珈琲豆を挽いて粉にすることである。
それ以外のことが美味しさに与える影響は、上記に比べれば少ない。
ましてや砂糖を入れないと飲めないと感じている珈琲は、砂糖を入れないと飲めない熟成していない紹興酒と同じで、まずいから砂糖を入れて誤魔化しているだけであり、そもそもの品質が悪いのでありどうにもならない。
豆を挽くには器具が必要だ。コーヒーミルと呼ばれている。色々な物が売っている。高いのも安いのも、電動も手動も。
より深い自然に入っていくアウトドアでは、荷物はグラム単位で軽くしたいから、器具など使わずに珈琲豆を丈夫な布で包んで、その辺に落ちている木などの適当なもので叩いて砕き、そしてそのままその布をフィルターにして珈琲を抽出したりするが、それはそれで美味しく飲めるものだ。粒の大きさがまちまちになり、少し荒い風味にはなるものの。
普通は珈琲ミルを使う。でも色々ある中でどれを買ったら良いのだろう?
私のおすすめは、自分が長年使っていて満足していることもあって、ボーレックスのコーヒーミルミニだ。
これは手動であるが、二人分ぐらいの珈琲豆であれば(そしてこれは一回で二人分まで挽ける)、一分かからず挽ける。多少握力を使うが、腕が疲れたと感じたことはない。かえってゴリゴリと挽いている感触は、珈琲を淹れる儀式として心地よい。
大きさがコンパクトである。恐らく据え置き型や、大きめの電動の珈琲ミルや、ましてやお湯まで注いでくれる珈琲メーカーなどでは、場所を取るので邪魔に感じ始めて、性能の謳い文句や格好良さで買ったとしても、まもなく押入れの肥やしになるのでは。
構造がシンプルだから丈夫である。アウトドアでも使っているから、ようはラフに扱っているのだが、今まで4〜5年のあいだ壊れたことがない。またシンプルだから部品点数が少なく簡単にバラせるので、掃除がとても簡単だ。
山田龍太珈琲でも販売しているが、 https://www.yamadaryotacoffee.com/product-p…/ポーレックス-コーヒーミルミニ アマゾンなどで買った方が安くつくとは思う。










2019/08/18

2019/08/16

山田龍太珈琲にお客様の声を追加

山田龍太珈琲のウミアックに、お客様の声を追加しました。

----------------

君羅好史さん: 山田さんの山田龍太珈琲届きました!
豆で購入したので挽きたての淹れたてで飲むUMIACKはとても甘く香り高く感じました☕️
次はアラスカの原野に想いを馳せてADVENTURE飲んでみよう🛶

君羅好史さん: 山田さんの山田龍太珈琲届きました! 豆で購入したので挽きたての淹れたてで飲むUMIACKはとても甘く香り高く感じました☕️ 次はアラスカの原野に想いを馳せてADVENTURE飲んでみよう🛶

2019/08/14

山田龍太珈琲にお客様の声を追加

山田龍太珈琲に、お客様の声を追加しました。

カスタムバイクビルダー・シャナハン代表 福田慎也 さん

--- アドベンチャーについて

実言うと、俺珈琲は飲まなかったんだよ
だけどこの珈琲もらってから、つい朝飲みたくなって、淹れてって言っちゃうんだよね

人にたとえるなら、20代のとても爽やかなスポーツマンってとこかな
優しさと爽やかさが売りだね
切磋琢磨されて体脂肪率は一桁
相当キツイ練習をこなしてきてるんだろうけど、それを表面には絶対出さない奴
是非友達になりたい奴だね

​--- ウミアックについて

こいつは、人生経験豊富な40代の男ってとこかな
何を相談しても、いつも優しく対応してくれる奴
でもまだまだ若いな
随分自己主張も入ってるぞ
まぁ、そこがコイツのいいとこなんだけどね

さて、珈琲の味を100としよう
貴方の舌はコイツをいくつに因数分解できるかな?
できない奴は飲まんでよろしい
貴方の舌は珈琲の味を1としか感じてない
缶コーヒーでも飲んでなさい

2019/08/10

太陽系

月と木星と土星が、それとはっきり分かり直線上に並んでいる。その延長上、大地の裏には太陽がある。太陽と惑星からなる円盤が夜空の空間に視覚化され、故郷の太陽系を実感する。


2019/08/06

メルカリに出品

メルカリに出品してみました。

それって不用品売買のスマホサイトだよね?ぐらいの認識しかなく見たこともなかったのですが、どうやら新品中古問わずに売買しているサイトのようなので、流行りのものにも下手なこだわりを持たずに触れておこうと、出品してみました。よかったら覗いてみてください。

https://www.mercari.com/jp/u/397951079/

2019/08/05

カブト虫を保護して6匹目


カブト虫を保護して6匹目。メスが5匹でオスが1匹。

マンションの蛍光灯を目指して飛んでくるのだが、ほっとけばカラスに食われてしまうのだ。

マンションの周囲をよく見れば、街灯が全てLED化されていて、虫が集まっていない。なるほど、余計にマンションは目立つのか。

ちょっと話はそれるのだが、なぜLEDに虫が集まらないのか、インターネットで検索してみた。なんと上位をしめるサイトの半分ぐらいが、間違った情報を書き込んでいた。「蛍光灯や白熱電球に含まれている紫外線は、波長が長くて虫に好まれる」と。紫外線は波長が短いのである。よそのサイトの文章を、表現は多少変えてはいるものの、あくまでコピー&ペーストしているだけなのだね。ここ数年そんなサイトが急増しているように感じているのは、僕だけであろうか。インターネットで調べた情報は、まず疑ってかからなくちゃならない。まあ世間の情報なんてそんなものだよ、と言えなくもないが、益々その比率が高くなっているし、そもそも名だたる企業がそのコピペサイトを(人類の知性向上のためではなく、お金儲けのために)運営しているのだから、ちょっと嫌になっちゃうもんね、わたし、というところじゃないか。

LEDの街灯は虫にとっては暗い。しかし人間にとっては明るい。

街の灯りが明る過ぎて星がほとんど見えないのは、人の体に悪い。ふと思い立ったのだが、今まで街灯に使われていた蛍光灯や水銀灯は、点けたり消したりすると寿命は縮むし電気代もかかるが、LEDはそうではない。だったら、人が近づいた時だけ点灯する街灯にすれば、良いのではないだろうか。それでも防犯にはなっているだろうし、省エネだし、星空も取り戻せるし!

東京で夜空を見上げよう。

2019/08/04

ウミアック珈琲の名前を変更しました。

ウミアック珈琲から山田龍太珈琲へ、名前を変更しました。

よりシンプルへ。

URLも https://www.yamadaryotacoffee.com/ へ変わります(旧URLでアクセスすると自動的に切り替わります)。

これからもよろしくお願い致します。

2019/07/27

ゲイシャを追加で少量販売します

ゲイシャ/コロンビア/ブエノスアイレス農園を、追加で少量販売します。3,000円/200グラムとなります。
こちらからご購入ください。https://www.umiackcoffee.com/geisha

 


2019/07/25

本質という名の栄養

年を重ねると、本質という名の栄養が、生きるために必要になる。坂井孝彦さんに言われた言葉を思い出す。

大人になると、徐々に野山へと心惹かれるようになる人が多いが、その理由は、たんに自然が安らぎを与えてくれるから、というだけなのだろうか。精神と体を維持するための栄養が、たっぷりのカロリーと溢れんばかりの情報から、余計なものを削ぎ落としたシンプルかつ美しい数式のような本質という何かへと徐々に変化しており、それを垣間見る手頃な場所が野山だから、という捉え方もまたあるのではなかろか。

アラスカの原野で今も暮らす、祖先の言葉を引き継いだお婆さんの姿が脳裏をよぎる。

元気を失い、栄養不足を感じたら、本質が不足しているのかもしれない。

本質は、探せば至る所にある。捉えるのが、理解するのが難しいだけだ。

多種多様な生命で混沌とした深い森に、それを垣間見るのかもしれない。星と空と砂しかない砂漠に、私が息をして水を飲む、そんな本質を見るのかもしれない。果てしなく広がる湿地に、時と空間を感じ取るかもしれない。または渋谷のネオンに新宿の大衆居酒屋に、その影を見るのかもしれない。


2019/07/24

美味しい珈琲の飲み方



 美味しい珈琲の飲み方。私なりの考え方をここに少々。

 まず一番大きく味を左右するファクターが、何処で飲むか、だろう。大好きな場所で飲むのが一番。お気に入りの場所に、小さな旅の友として珈琲を連れて行くといい。私の場合、地球を感じとれる原野の中で飲むのが、最高だ。

 そして二番目に味を左右するのが、豆の選択、だろう。焙煎という行為が、職人の繊細な心遣いなしでは成り立たないからだ。その一つに、豆の形や大きさが揃っていないと、豆によって焙煎の進み具合が異なってしまい、一部焦げたり一部生焼けだっりするのである。

 そして三番目に、焙煎してからの日数と、自分で挽くかどうか、だろう。焙煎してのち、香りはどんどんと飛んでいく。だから早めに飲んでもらいたいし、お店に在庫はできない。さらに豆を挽いて(砕いて)表面積を増やせば、飛んでいく香りの量は飛躍的に増える。だか出来れば飲む直前に、自分でゴリゴリと挽くのから楽しんでもらいたい。

 そして最後に、淹れ方や機材か。たしかにそれで味は変わる。のであるが、上にあげたものの方が、それよりも大きく味を左右するように思う。

 すなわち、良い道具を揃えたり淹れ方にこだわるよりは、人の手により焙煎された豆を手に入れて、あとは安い道具でも適当な淹れ方でもよいから、もっと気軽に、好きな場所に出向いて珈琲を飲むのが、美味しい時間を一番楽しめる方法である、と思うのである。

ウミアック珈琲

2019/07/23

アフリカの砂漠をラクダ1頭従えて


 いつも乗っている電車が走っている。電気の力で。当たり前のように。

 ところがその当たり前が、よく観察してみれば、人間の想像の及ばない宇宙の畏怖だ。

 数百キロメートルも離れた発電所が生み出した、1,000人も乗った箱を時速100キロメートルもの速度で動かす化け物のようなエネルギーが、どういう訳か架線という細いワイヤーを通り抜けて、まばたきも終わらない瞬間に電車へと移動している。実感しがたいはずだ。

 皆が当たり前のように毎日、何処であっても使っているスマホもそうだ。電線は繋がっていないのに、なぜ。私たちの頭の上、手のひらの上、体の中、ありとあらゆる所に存在するが目には見えない、電場と磁場という空間を埋め尽くしている何か。触れられず、想像すら難しく、得体が知れないがどうやら実体であるそいつらが、振動しながら携帯電話基地局から言葉を、映像を送ってくるらしい。やはり実感できないはずだ。

 いつどこにいても、世界はじつは宇宙の畏怖で溢れかえっているようだが、どうやら麻痺してしまった僕らは気付かずにいる。

 アフリカの砂漠をラクダ1頭従えて、砂丘を乗り越え、砂でパンを焼き、凍った夜に星を眺めれば、宇宙の畏怖を体の奥で深く実感できるかもしれない。詩人管啓次郎と、物を言わず、歩いてみたい。