冬季の蓼科山に登りました。蓼科山は、八ヶ岳連峰の最北端に位置する、2,531mの山です。日本百名山の一つでもあります。火山特有の、富士山のような円錐形をしており、その美しさから諏訪富士とも呼ばれています。山頂は、直径数百メートルの丸く平らな大地となっており、いちめん大きな火成岩に覆われています。晴天に恵まれ、蓼科ブルーとも言えそうな、美しい空でした。八ヶ岳連峰や南アルプスの眺めも最高でした。
2025/02/26
2025/01/26
アライテントの超軽量テント、「SLドーム」
アライテントさんから届いた今年のカタログを開くと、昨年はたしか数量限定で発売されていた超軽量テント「SLドーム」が、今年から正式にラインナップ入りしている。
「エアライズ」をフラッグシップとするアライテントだが、そのエアライズとの大きな違いは、本体の布地が28dnから12dnに変わった点だ。これは使用する糸の単位あたりの重量で、太さに換算すると約65%、引っ張り強度では約43%になる(あくまで概算で、糸そのものの仕様は未確認)。さらにフライシートは30dnから15dn、グランドシートは40dnから30dnへと軽量化され、ポールもNSL9フェザーライトから、より軽量なNFL8.7フェザーライトへと変更されている。
カラーは写真で見る限り、和鋼を連想させる鈍色。渋い!まるで、使いこなせばキレッキレの切れ味と耐久性と簡単に研ぎ直せるメンテナンス性を併せ持っているが、扱いを知らなければ自分を傷つけるしあっという間に錆てしまう――そんな和鋼の包丁やナイフを連想させる。
予測不能なトラブルでテントが破損したときの応急処置用品として、エアライズでもSLドームでもどちらにせよ、ダクトテープや短いポールスリーブ、ファスナーヘッドを持ち歩くことになる。そう考えると、SLドームはまさに贅肉をそぎ落とした“ベスト”の形なのだろうか。実際の使用感が気になるところだ。
ところでカタログの見開き上部には、私が撮影したユーコン川の岸辺の写真が細長くトリミングされて配置されていた。ああこんな使い方があるのね、センスいいなぁー、と思ってしまった。
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