2025/05/22
2025/03/17
AIに足りないものは何か──認知と発想を巡る考察
古い写真やPDFを開くと壊れていた、そんな問題を解決するプログラムをChatGPT3.5に書かせてみた。400行以上。まともに動いた。
「やつ」は「考える」こともできる、または真似できているように、こちらからは見える。しかしやつだけでは完結せず、僕による評価と指示の繰り返しは必要。思うに、やつにないものは「世界の認知」と「発想」。
しかし既に、人間には知覚できない事象をやつは知覚する。やつに手足を与えれば、「世界の認知」も人間を超えるのだろうか。であれば、残された人間の砦は「発想」なのか。では、発想とは何か?
2025/02/26
冬季の蓼科山に登る|八ヶ岳連峰
2025/01/26
アライテントの超軽量テント、「SLドーム」
アライテントさんから届いた今年のカタログを開くと、昨年はたしか数量限定で発売されていた超軽量テント「SLドーム」が、今年から正式にラインナップ入りしている。
「エアライズ」をフラッグシップとするアライテントだが、そのエアライズとの大きな違いは、本体の布地が28dnから12dnに変わった点だ。これは使用する糸の単位あたりの重量で、太さに換算すると約65%、引っ張り強度では約43%になる(あくまで概算で、糸そのものの仕様は未確認)。さらにフライシートは30dnから15dn、グランドシートは40dnから30dnへと軽量化され、ポールもNSL9フェザーライトから、より軽量なNFL8.7フェザーライトへと変更されている。
カラーは写真で見る限り、和鋼を連想させる鈍色。渋い!まるで、使いこなせばキレッキレの切れ味と耐久性と簡単に研ぎ直せるメンテナンス性を併せ持っているが、扱いを知らなければ自分を傷つけるしあっという間に錆てしまう――そんな和鋼の包丁やナイフを連想させる。
予測不能なトラブルでテントが破損したときの応急処置用品として、エアライズでもSLドームでもどちらにせよ、ダクトテープや短いポールスリーブ、ファスナーヘッドを持ち歩くことになる。そう考えると、SLドームはまさに贅肉をそぎ落とした“ベスト”の形なのだろうか。実際の使用感が気になるところだ。
ところでカタログの見開き上部には、私が撮影したユーコン川の岸辺の写真が細長くトリミングされて配置されていた。ああこんな使い方があるのね、センスいいなぁー、と思ってしまった。