2025/07/06

水滴のリアルさに特にこだわって

水滴のリアルさに特にこだわって、WEB UMIACK を改編してみた。

絵画、建築、音楽、製品、出版うんぬん、ほぼ全てのジャンルに共通しているはずだが、ほとんど気付からないような僅かな違いの積み重ねが全体の質に大きく影響するなと、WEB制作でも気付かされた。気付かないような影の気づかないような色味の違い、色を現す数値のちょっとした違い、似てるけど同じではないフォントの選択、動きのほんの一瞬の引っ掛かり、目の錯覚による中心点の僅かな移動、仔細な統一感、うんぬん。『シンプルだけど美しい』領域を目指すのだけれどこれが大層難しく(当たり前か)、そこに至るには10年ぐらいの修行が居るなと思う。

ロゴの背景の写真はアラスカで撮影したもの。どの写真を選ぶかもそうだが、写真のどの位置にロゴを置くかで、ロゴが纏う光の加減がまったく異なってくる。

人間の知覚の緻密さ、その奇妙な仕組みを探索しながらの作業とも言えるのだろう。

Wordpressをベースにしているものの、トップページはその機能を使わずHTML, CSS, Java Scriptで直接記述。

せっかく得た技術なので、似たようなデザインのWEB制作依頼なら受けます。

2025/07/04

ビーバーが前歯で削った流木の痕


昔の写真が出てきた。これはカナダだけど、日本にはない特徴的なことが二つ載っている。分かるだろうか。

一つは焼いている魚で、ノーザンパイクという。歯がノコギリのようになった1メートルはある大きな魚で、ナイロンの釣り糸は噛み切ってしまうのでワイヤーをかまして釣る。

一つは燃やしている流木である。拡大すると流木のくびれ部分に、ビーバーが前歯で削った、粗いノミで打ったような痕がハッキリと見える。

ここはユーコン側の源流となる、氷河湖である。