2019/08/19

ボーレックスのコーヒーミルミニ

美味しい珈琲を飲むには、まずは美味しい珈琲豆を選ぶことである。次に新鮮な珈琲豆を選ぶことである。そして次に、飲む直前に珈琲豆を挽いて粉にすることである。
それ以外のことが美味しさに与える影響は、上記に比べれば少ない。
ましてや砂糖を入れないと飲めないと感じている珈琲は、砂糖を入れないと飲めない熟成していない紹興酒と同じで、まずいから砂糖を入れて誤魔化しているだけであり、そもそもの品質が悪いのでありどうにもならない。
豆を挽くには器具が必要だ。コーヒーミルと呼ばれている。色々な物が売っている。高いのも安いのも、電動も手動も。
より深い自然に入っていくアウトドアでは、荷物はグラム単位で軽くしたいから、器具など使わずに珈琲豆を丈夫な布で包んで、その辺に落ちている木などの適当なもので叩いて砕き、そしてそのままその布をフィルターにして珈琲を抽出したりするが、それはそれで美味しく飲めるものだ。粒の大きさがまちまちになり、少し荒い風味にはなるものの。
普通は珈琲ミルを使う。でも色々ある中でどれを買ったら良いのだろう?
私のおすすめは、自分が長年使っていて満足していることもあって、ボーレックスのコーヒーミルミニだ。
これは手動であるが、二人分ぐらいの珈琲豆であれば(そしてこれは一回で二人分まで挽ける)、一分かからず挽ける。多少握力を使うが、腕が疲れたと感じたことはない。かえってゴリゴリと挽いている感触は、珈琲を淹れる儀式として心地よい。
大きさがコンパクトである。恐らく据え置き型や、大きめの電動の珈琲ミルや、ましてやお湯まで注いでくれる珈琲メーカーなどでは、場所を取るので邪魔に感じ始めて、性能の謳い文句や格好良さで買ったとしても、まもなく押入れの肥やしになるのでは。
構造がシンプルだから丈夫である。アウトドアでも使っているから、ようはラフに扱っているのだが、今まで4〜5年のあいだ壊れたことがない。またシンプルだから部品点数が少なく簡単にバラせるので、掃除がとても簡単だ。
山田龍太珈琲でも販売しているが、 https://www.yamadaryotacoffee.com/product-p…/ポーレックス-コーヒーミルミニ アマゾンなどで買った方が安くつくとは思う。










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