手でゴリゴリと豆を挽く。時間をかけてドリップする。自分で自分にその時間を与える。自分で、目の前にぶら下がった人参に暴走気味の、自分の報酬系の神経を、解放する。コンピューターによる能率的な仕事。溢れかえる情報を追い求める心。動物の適応とはかけ離れた人間の欲求の進化に、バランスを取るように差し込まれる文化の進化。文化というものは、発達途中ではあるが、欲求より一つ上のレイヤーである。そのことを常日頃忘れず大切に育て上げていくことが、人類が存続する唯一の方法であるかな。そんなことを思いながらカップを口に運ぶ。




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