2012/05/09

ザ・ケネウィックマン・エクスペディション、38日目


今日から明日、明後日と、とても強い向風が西から吹くとの予報だったので、今日はコロンビア川に出て漕ぐことはできなかった。数日のあいだ何処か一か所にテントを張り続けて滞在し、この風が止むまで待たなければならない。キャリーが言うには、カヤックを漕ぎ出すことができる河原があって、さらにテントを張って夜を過ごしても警察やパークレンジャーに追い出される可能性が比較的に少ないだろうと思われる場所は、モジャーにある小さなロッククリーク公園しかないだろうとのことだった。ダラスダムから少し離れてしまうし、またキャンプも禁止されてはいるが、ほかに選択の余地はなさそうなので、カヤックを運んでテントを張った。

そして、名残惜しいがキャリーと別れの挨拶をした。